Love each other.

相思相愛_8 ページ9

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「 あ、百瀬さんこんなとこに！
毛利さんのとこに行きますよ 」
「 ごめん、考え事してたらつい.. 」


苦笑を交えて答える。
合流したとこで歩き出した。


「 ゆりの考え事は深いのよね 」
「 何考えてるかわからないですもんね！」


それは..褒め言葉として受け取っておこう。
考えが深い、警察官にとって嬉しい言葉だ

「 ありがとう。
にしてもまさか毛利さんがねえ 」


いつの間にかついていた駐車場。
美和子の車_RX-7に乗り込む。


「 僕もなにかの間違いだと思うんです.. 」
「 でも現場に指紋がでた以上なにかしらの関与はあるはず 」

車内で推理を披露していくふたり。
その話を聞きながら私は睡魔と戦っていた


「 百瀬さん、着きましたよ 」
「 んー。おはよう、ありがとう 」


どうやら睡魔に負けていたらしい。
お疲れですね、なんて声をかけながら
車をでて毛利探偵事務所を見上げる。


少し奥には公安と思われる車が止まり
風見とその部下達がでてきた。

美和子と公安が睨み合いながら
階段をのぼっていく。


「 長くなりそうだなあ 」


その背中を見つめてそう呟いた。




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