相思相愛_11 ページ12
.降谷視点
夕方、もう少しで日が沈む時間帯。
俺はポアロで閉店の掃除を始めていた。
ふと外に目をやると毛利小五郎が風見に連れられ車に乗りこんでいた。
「 梓さん、掃き掃除してきますね 」
「 はーい!おねがい!」
やや乱暴に掃除セットを手に取る。
外に出れば予想通りコナンくんの姿があった
なにを言われるのだろうか、
それも大体わかっていた。
「 この刑事さん公安の人だよね?」
「 さあ、知らないけど 」
「 サミット会場の下見をしてたんでしょ? 」
まさかここまで知られてるとはな..
淡々と事実を述べていくコナンくん。
だがまだ彼には教えることは出来ない。
「 警察はね、証拠のない話には付き合わないんだよ 」
だからわざと冷たく返した。
このままうまくいけばコナンくんは僕の協力者になってくれる。
「 ……僕には命に代えてでも守らなくてはならないものがあるからさ 」
最後に一言、そうとだけ伝えると
ポアロの中にはいった。
扉の隙間から僕を恨めしそうに睨む彼の姿がみえた。
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橘美月(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年6月20日 7時) (レス) id: 5e15558c97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう。(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます! (2018年5月5日 9時) (レス) id: 097b70bf6f (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - すごく面白くて最高です!次の更新も楽しみです! (2018年4月29日 16時) (レス) id: 2f9f00ccfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう。(プロフ) - キャッスさん» ありがとうございます!そういってもらえるとめっちゃがんばれますー!!! (2018年4月19日 22時) (レス) id: 097b70bf6f (このIDを非表示/違反報告)
キャッス(プロフ) - 続きの更新楽しみにしています。執筆頑張って下さい。 (2018年4月19日 17時) (レス) id: 3b12f29764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう。 | 作成日時:2018年4月18日 20時