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その日の放課後、私はシゲと帰りたくなくていつも一緒に帰る約束を破り、勝手に一人で帰っていた、が
…
「A〜〜〜」
振り返ると後からは手を振りだいきが走ってくる
「なんで先行くねん」
「…ごめん」
「もしかして、あいつらが言ったこと気にしてるん？｣
「いや、べつに」
「何言われたって気にせんでええんやからな！俺達は俺達らしくいればええんや！」
そう言って、ガッツポーズをし、満面の笑みで言ってくるだいきに少しひきつった笑顔をかえした
…
「江崎ー江崎ー」
「は、はい！」ｶﾞﾁｬｯｯ
先生に名前を呼ばれ勢いよく椅子から立ち上がる
「お前入学当初からボーッとしすぎやぞ」
考え事をする時の悪い癖だ
自分の世界に入り込みすぎる
「…すみません、、」
ぺこぺこ頭をさげ椅子に座ると
隣の席で
ヘラヘラしながら、変顔をしてくるシゲ
ほんっと、コイツ！
イラッとしたが、授業中なので我慢。
ずっとこのままの関係が自分のためかな…
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作者名：そると | 作成日時：2019年4月8日 23時
