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ページ2

中2の夏





「あー!だいき!うちの消しゴムとるなぁ!」




「いーやん、ちょっと借りるぐらい」




「借りるって、結局使ってないやん」





「いまから使うんですぅぅ」





「その顔うざい」



「あー、うざいとか言うなや!」




「うざいんやもん仕方ないやん」




「お前もアホ顔のくせにぃ」




「アホにアホって言われたくないわ!」









シゲと言い合ってる時にニヤニヤしながら入ってきたクラスメイトに言われた一言


















「ふたりって付き合ってんの?笑」






え?

だいきとうちが付き合ってる?

周りからはそう見えんのかな…




クラスメイトの間違いを笑いながら訂正しようとした時








「いや、ないないない!

だって、俺らただの幼なじみやもん!なぁ!?」





ズキッ


胸が痛むのと同時に周りの音が聞こえなくなり、目の前が暗くなる







彼にそう言われたのはなぜか傷ついた


でも、事実だ。

私たちは付き合っていない、、









だから、

ひきつらないように必死に口角をあげて

私はこう言った


「うん!ただの幼なじみだよ!笑」



と。

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作者名:そると | 作成日時:2019年4月8日 23時

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