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61話 もう振り向かないよ ページ20
大ちゃんside
大貴「裕翔...。お前偽物だろ?」
裕翔「は?何言ってるの?大ちゃん。偽物なわけないじゃん。」
大貴「お前は俺の知っている裕翔じゃない。裕翔は背中を見せて逃げ出すような奴じゃないよ。」
裕翔「で、でもさ」
俺は偽裕翔に近づきそっと抱きしめた。
大貴「思い描いているものを実現させるために試練なんかに負けてらんないんだよ。じゃあな...」
裕翔「大ちゃん...。...頑張れよ。」
偽裕翔は少し微笑み煙のように消えていった。
偽物が最後に言った言葉。
あれだけは偽物の言葉じゃなくて本物だと俺は思いたい。
俺は消えていったあいつに背を向けAの元へ1歩。
力強く踏み出した。
作者より
少し短くてすみません!!
小説の説明文変えました!
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作者名:優 | 作成日時:2019年3月3日 9時