末っ子君と舞い込む手紙 ページ3
貴「…。」
突然ですが、今、僕の膝の上にはそれはそれは幸せそうに眠る
起こすのも忍びないからと起こしておりませんがかれこれ4時間は同じ体制です。
足に感覚ないんですよ。痛い通り越して無なんです。
貴「(どうしようか…。)」
高山君とかはね、気がついたらもう結構大きかったんだ。79年壺の中に居たからね。でも沢城君は違うのよ、出た後に居ることを知ったの。
貴「(助けて松岡君…。)」
末っ子がどんな性格なのかいまいちまだ分からないのっ！下手に泣かせてみろよ、高山幼少期みたいなことになっても責任取れないからな。
戸田君が家吹っ飛ばした時より酷いことになるからな。絶対。
沢「んん…。…隕石先輩？」
体の中に隕石が埋まってると結構昔に言ったら謎のあだ名を付けられた。
貴「沢城君起きた？」
沢「ん〜…。」
ごろりと寝返りを打つが、起きる気配はない。
貴「…あ、高山君の気配がする。」
そう言った途端物凄い勢いで飛び起き、何事もなかったかのようにちゃぶ台の前で座り込む。
高「ただいまー、ハァ…疲れたぁぁぁ…。」
どうやら依頼が終わった帰りのようだ。
貴「おかえり、高山君。依頼は大変だったみたいだね。」
高「そーなんですよ〜！もう敵妖怪が強くって強くって…危うく負けちゃいそうになっちゃいました。」
貴「でも勝ったんだろう？なんだかんだで高山君はしぶといし強いよ。」
一羽のカラスが窓際に止まって、一度だけカァと鳴く。
高「あれ、そのカラス確か戸田先輩のじゃなかったっけ…。」
貴「戸田君からとは珍しいな…えーっと…。」
カラスが持ってきた手紙を見て、すぐさま部屋の壁に立てかけた竹刀袋を持つ。
高「どうしたんですか？」
貴「戸田君と松岡君でも対処の難しいやつが出たから対処してくる。」
沢「僕も行きましょうか？」
貴「二人は来なくていいよ。あの物理専門の戸田君と妖術専門の松岡君が苦戦してるんだ。多分僕の専門の都市伝説系が居るんだ。だからもしものためにとりあえず帰ったら戸田君と松岡君の治療をお願いしてもいいかな？僕は勝手に治っちゃうからさ。」
高「はぁい、…ふぁあぁ…。」
高山君は意識がログアウトしたっぽい。死体眠してるし。
貴「行ってきまーす。」
沢「…行ってらっしゃい。」
ちっちゃく返事を返してくれた。
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ハウト(プロフ) - 商いさん» 商いさんコメントありがとうございます。歴代での絡みをどう上手く作ろうかと悩んで出たのがこの作品です。（まさか主人公に隕石をぶち込む日が来るとは…。）なるべく出る世代は均等にしたいと思いつつ世代が出てしまうのは悪い癖です。はい。閲覧ありがとうございます (3月12日 18時) (
レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
商い - 一気読み致しました…！歴代鬼太郎さんたちとのわちゃわちゃが可愛くて悶えながら読んでおります。更新、頑張ってくださいませ。 (3月12日 18時) (レス) id: 53905ab127 (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - みい・フローラさん» コメントありがとうございます。中々更新ができず申し訳ございません。楽しい作品になるよう構想は練っております。今後も閲覧していただけると幸いです。ありがとうございます。 (2月6日 16時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (2月6日 16時) (レス) @page21 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - みいさん» みいさんコメントありがとうございます。なかなか更新できていない作品でありながらわざわざコメントしていただき、ありがとうございます。続きが思いつき次第更新してまいります。初コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 22時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハウト | 作成日時：2021年7月8日 22時
