食害をもろともしない強靭な胃袋 ページ17
30分後…。
ショッピとトオルは絶句していた。あのゾムの食害を受けてなおケロッとした余裕の表情で目の前の料理が胃袋へとなだれ込んでいく。見ていて気持ちのいい光景だが本人の胃袋がすごく心配。破裂しないか心配。
シ「ゾムさんゾムさん、もう流石にやめといたほうが…。」
水「そ、そうだよ緋月ちゃん、もう多分胃袋パンパンだって。」
緋「大丈夫、二十四時間あれば全部消化されて栄養となって消えるし、僕太らないんで。」
水「太らないんじゃなくて太れない、ね。俺と全く同じもの食べてほぼ同じ運動量で何故これほどまでに体重が違うのか…。」
ゾ「凪って体重何キロなん?」
シ「ちょっ、ゾムさんこの二人一応女子っすよ!?」
ゾ「あっ、すまん。」
緋「別に聞かれて困るもんでもないよ。確か…前測った時は39キロだったかな?もっとあったっけ?」
ゾ「もうちょい肥えたほうがええで…。」
水「俺がいうものなんだけどもうちょっと緋月ちゃんはカロリー高めのを食べることを推奨するよ。」
緋「…そうか?だが僕はあまり油分の多い食べ物はなぁ…。」
水「嫌いだっけ?」
緋「嫌いはないな。どっかの国ではバターを挙げたバターフライなんぞを好んで食べていたがあれば見てるだけで胃もたれ起こしそうだ。」
水「ごめん、その国は俺もちょっと…カジノはやるけどさ。」
緋「トオルが知らない間にどんどん不良の道を…。」
水「んん?不良じゃないよ。悪党だけど。」
ゾ「なんやなんや〜?そんなにトオルは悪どい事でもしとったん?」
水「…どっちだと思う?」
ゾ「質問に質問で返された!?」
緋「カジノは本当。悪党も本当。バターフライの件は謎。あれ、お前いつ嘘つくの?」
水「待って緋月ちゃん!待って!俺の喋ってる事分析しないでっ!だいたいあってるし…Wütend werden…。」
緋「母国語出てる。」
水「Wer ist es?」
緋「Es ist meine Schuld, aber ich habe eine Beschwerde?」
水「ありません!ないですないです!!袖口から銀色のやつ光らせないで!」
緋「降参か?次はもう少し語彙力でも鍛えたらどうだ?」
水「読解力と表現力鍛えなきゃ…。」
シ「一部分かりませんでしたけど、本でも読みたいんすか?」
水「うん…緋月ちゃんに言い合いで負けたから…ちょっと読み込みたい…。」
ゾ「それならエーミールのとこ行ったらええやん!」
緋「エーミールさん…?初めて聞く人ですね。」
ゾ「敬語。」
緋「…だな。」
ゾ「せやで、いつもはだいたい資料室か図書室に居るんや!」
シ「本の虫っすね。」
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ハウト(プロフ) - 麗音さん» コメントありがとうございます!その方法前に試したのですが苦手だったようなので今のやり方を採用しているんです。更新頑張らせていただきます!応援ありがとうございます! (2018年9月2日 11時) (レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - コメント失礼します。とても面白い作品です!ただ、文字数の問題かもしれませんがセリフとセリフの間に一行空白を空けると読みやすいと思いました。更新頑張ってください、これからも応援しています! (2018年9月2日 6時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハウト | 作成日時:2018年8月31日 23時