除籍は免れたけど…みんなが優しかった ページ8
除籍する、その言葉が嘘だと知ってみんな驚いていた。
ス「…嘘など必要のないものだ…。」
赤「そうかな〜、だってお婆様が私を食べる世界もあるんだよ？表の顔と裏の顔が同じな人なんて少ししかいないと思うよ？」
ス「…正義の名の下に悪は存在してはいけない…。」
？「それはどうかのぅ。」
貴「！珍しいね、胡桃爺ちゃん。」
ス「…何が言いたい。」
胡「嘘も時に必要な時がある。嘘も正義になる時があるのじゃ。」
ス「…理解不能。」
人「嘘なんてみんなが悲しむじゃない…。」
胡「必要な感情や嘘もあるという事じゃよ。」
貴「…そうかな。」
じいちゃんは（苗字）の頭を撫でた後またすぐにキーホルダーに戻っちゃった。
貴「アンキ。」
ｱ「どうシた？」
貴「感情とかそんなのってさ…要るの？」
ｱ「分かリません、そんナ邪魔な感情ハ捨てた方がイイのデス。いざという時に戦エなくナルのです。」
ｷﾞ「まぁ別に誰が死のうが私たちには関係ナイのです。私たちは…ドールたちは作者を、主人はヒーローを、それぞれの道を迷わず進むコトに意味ガあります。」
貴「…そっか。そうだよね。」
ｱ「ギシンとアンキは主人ノ意思に従ウよ。それは忘れナイでくださイ。」
ギシンとアンキはお互い一つのキーホルダーとなっていつもの定位置に引っかかった。
貴「はぁ、どっと疲れました。」
ス「服を着替えて、教室に戻るそうです。」
貴「ありがとうスノー、アリス以外のみんなはお疲れ様。」
ス「何かあったら言ってくださいね。主人。」
赤「眠くなっちゃった〜。おやすみなさ〜い。」
みんな次々とキーホルダーに戻っていく。
貴「…まだまだ訓練不足だな…。」
ア「主人の力は強い。私達を全員出せるくらいなんだ。体力を消耗してもしょうがないだろう。」
貴「…ありがと。」
更衣室で体操服から制服に着替えていると誰かが見ている。
貴「えっと…何？」
？「なんかすっごかったね！あれ何？個性？」
貴「…あれ？」
？「なんか沢山女の人たち出してたでしょ！」
貴「アリスたちの事…？個性だけど僕にとっては大事な家族だよ…。」
麗「そうなんや、あ、私は麗日お茶子、お茶子って呼んで！」
貴「僕は…（名字）（苗字）、よろしく…えと…その…お茶子ちゃん。」
あまり人と話さなかったため吃りがちだったがなんとか言った。
麗「うん！よろしく！」
？「何何〜？個性の話〜？」
？「皆さんの個性のお話なら私も聞きたいです！」
？「私も〜。」
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ハウト(プロフ) - 愛音桜さん» 愛音桜さんコメントありがとうございます！こんな不定期更新の作品を読んでくださってありがとうございます！コメントありがとうございました！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音桜(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2019年3月8日 20時) (レス) id: ac920c0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 畳山さん» 畳山さんコメントありがとうございます！お待たせしてすみません、更新遅くなってしまっても頑張らせていただきますね、ありがとうございました！ (2019年1月12日 20時) (レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 更新ずっと待ってました。これからも更新頑張ってください！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 頑張ってください！! (2019年1月12日 9時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハウト | 作成日時：2018年6月20日 22時
