訓練 ページ5
仮想敵を用意し、個性を最大で発動する。
ド「あの形状だとあのあたりが崩しやすいよ！」
相手を研究したがるドロシー。
グ「兄様ァ…あの化け物が邪魔ですよねー？ふふっ、お菓子は食べすぎちゃ駄目ですよー？」
兄様ことヘンゼルと主人以外眼中にないグレーテル。
か「ふふ…痛めつけてくださいねー？」
嗜虐されるのが好きなかぐや姫
貴「怪我負ったとしても君達は死なないけど、無茶はしないでね。」
ス「主人の命とあればなんなりと。」
正義と主人に忠実なスノーホワイト。
い「…せっかく寝てたのに…邪魔しないで。」
不機嫌に目を開くいばら姫。
シ「あたしらの邪魔するんだ…覚悟はいいんだよなぁ？」
卑劣に笑うシンデレラ。
赤「ボクの前から簡単には潰れないでねー？」
狂気の笑みで敵を見る赤ずきん。
人「…悲しいなぁ…。」
悲哀の目で見つめる人魚姫。
藁「それでは〜。」
木「戦闘…。」
レン「始めましょーか。」
三人はそれぞれの反応で同じ事をする。
ア「…邪魔だ。」
ピ「すみませんが…通してください！」
ギュッと杖を握り、前を向く。
い「…睡眠の邪魔を…しないで。」
薄く開けた目は嫌悪や不興や顰蹙のそれだ。
30分後…。
貴「あの…みんな…やりすぎだよぉ…。」
おどおどしながら一番近くにいたスノーホワイトの服を軽く引っ張る。
ス「…主人？どうしました？」
貴「やりすぎ…もう仮想敵がボッコボコだよ…。」
スノーホワイトは一回瞬きをして、見直してみた。
ス「…やり過ぎた…。」
悔悟の表情を浮かべて、はぁ、とため息を吐いた。
吐きたいのはこちらの方だ。
ス「全員、やめっ！」
赤「え〜！！」
い「も、もういいんですか？」
貴「うん、そろそろご飯だから、戻ろ…。」
まだ戦いだそうな赤ずきんをスノーホワイトが持ち上げ、兄さんの事しか考えられていないグレーテルをシンデレラが脇に抱える。
グ「兄様…兄様…兄様…兄様…お腹すきましたねぇ…。」
シ「言われてみたらお腹減ったな…。」
ア「腹が減っては戦はできない。」
い「眠ーい…。」
篝「失礼します。」
いつのまにか篝が入って来ていた。
貴「陣…、ご飯、できた？」
篝「はい、既に食事の用意を整えてあります。」
貴「そっか。なら、行こっか。」
篝と（名字）は二人で歩いていく。
腰のチェーンには11体の人形が吊るされていた。
貴「ゲホッ。」
篝「お、お嬢様っ！」
貴「大丈夫…ケホッ。」
苦しいけど、これはいつものだ。僕は気管支系の持病を患っている。
篝「ですが…。」
貴「いいって、行こう。」
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ハウト(プロフ) - 愛音桜さん» 愛音桜さんコメントありがとうございます！こんな不定期更新の作品を読んでくださってありがとうございます！コメントありがとうございました！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音桜(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2019年3月8日 20時) (レス) id: ac920c0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 畳山さん» 畳山さんコメントありがとうございます！お待たせしてすみません、更新遅くなってしまっても頑張らせていただきますね、ありがとうございました！ (2019年1月12日 20時) (レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 更新ずっと待ってました。これからも更新頑張ってください！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 頑張ってください！! (2019年1月12日 9時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハウト | 作成日時：2018年6月20日 22時
