プロローグ1 ページ1
？「…じ、主人。」
貴「…あと…五分…。」
？「主人、早くしないと学校…？とやらに遅れますよ。起きてください。」
貴「…ぇ？」
布団から体を起こす。
目の前には白い髪を束ねた女の人がこちらを覗いていた。
貴「ヒッ…。」
？「すみません、近すぎました。」
貴「あ、ううん…こっちこそごめんね、…せっかく起こしに来てくれたんでしょ？…スノー。」
彼女は個性の一人、スノーホワイト。
ス「一応準備はできています。料理はグレーテルが用意してくれてます。」
貴「ありがとう、あ、スケッチブックどこに置いたっけ？」
赤「これのことー？」
ベットの後ろから赤ずきんが手を後ろから前に突き出す。彼女も個性の一人。その手をあったのは紛れもなく僕のスケッチブックだ。
貴「赤ずきん、それどこにあったの？」
赤「んーと…分かんない！」
貴「うん、分かった。」
赤ずきんからスケッチブックを受け取るとリビングへと足を動かす。
ア「おはよう、よく眠れたか？」
あまり表情には出ないが優しく話しかけてくる彼女も個性の一人、アリス。
貴「おはよう、アリス。よく眠れたよ。」
い「それは良かったわ、睡眠っていいわよね。」
貴「でも…寝すぎたら痛くなっちゃうよ。」
い「そうなの？人って…不便ね。ふぁ…ぁ。」
貴「おやすみ、いばら。」
あくびをしながらまた寝てしまった。この人も個性の一人、いばら姫。
シ「眠りなんて私には要らないね。」
眠ったいばら姫を否定するかのごとくシンデレラはそう言った。彼女も個性の一人だ。
貴「そう…かな？人は眠らないと話せなくなる。それは…僕はやだな。」
シ「あんたは底知れず純粋だねぇ。」
貴「僕は…みんなと話す事が好きだよ。シデラも大切。大事。」
シ「そーゆーのやめたほうがいいよ？媚び売ってるって思われるからさ。」
貴「ごめん…。僕はこういう言い方でしか…。」
シ「…はぁ。まぁいいさ。今日は楽しい所へ行くんだろ？」
赤「そうそう！高校？って所に行くんだってー！殺ってもいーの？」
貴「流石に…殺すのは駄目…。あ、でも実技があるから…その時に。」
赤「わーい！」
ス「主人、良いのですか？」
貴「僕としてはさ、あんまり人の多い所には行きたくないけど…、生まれ持った力があるなら使わない手はない…でしょ？ヒーローにも…あこがれてるし…ね。」
グ「どうでもいいんですけど…そろそろ時間じゃないんですかぁ？ねぇ、兄様。」
本当にどうでも良さげにグレーテルはそう言う。彼女も個性の一人である。
貴「あ…。」
次
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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ハウト(プロフ) - 愛音桜さん» 愛音桜さんコメントありがとうございます！こんな不定期更新の作品を読んでくださってありがとうございます！コメントありがとうございました！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音桜(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2019年3月8日 20時) (レス) id: ac920c0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 畳山さん» 畳山さんコメントありがとうございます！お待たせしてすみません、更新遅くなってしまっても頑張らせていただきますね、ありがとうございました！ (2019年1月12日 20時) (レス) id: c227fc35a5 (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 更新ずっと待ってました。これからも更新頑張ってください！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
畳山 - 頑張ってください！! (2019年1月12日 9時) (レス) id: b83d4428ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハウト | 作成日時：2018年6月20日 22時
