チート？あぁ、そう言われてるね。【ヒロアカ】 (ページ3)

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朝、そして受験ページ3

貴「…6時半…。」

隣の部屋で寝てる上二人を蹴る。

兄1「グファッ！？」

兄2「ギュッ！？」

貴「とっとと起きろ成人男性、今日も仕事だろ。」

兄1「だからって蹴る奴があるか！？」

兄2「ナイスキック…。」d(￣￣)

貴「実兄なに喜んでんだよこのマゾヒスト、トースト焼いといたから勝手に食べて行け。」

妹「おねーちゃん…おはよぉ…。(´-`).｡oO」

貴「二度寝するなよ～、おいマゾ兄貴はさっさと目を覚ませ！」

スコーンと頭に軟球が当たる。

兄1「うわ、もうこんな時間！？行ってくるわ！」

貴「行ってらっしゃい、マゾ兄貴も急ぐ！」

兄2「マゾ兄貴って言わないでよ！」

妹「おねーちゃん！準備出来た！」

貴「ん、途中から友達と行けるな？」

妹「うん！って言うかお兄ちゃん達が構いすぎなんだよ。」

貴「…。(最近妹が僕に似てきた気がする。)」

そんな朝、

貴「はぁ、雄英高校か…、面倒いな…。」

妹「でもおねーちゃんなら入れるよね！」

妹が期待の眼差しでこちらを見てくる。

貴「あぁ、余裕で入るよ。だってあの愚兄共が入れてるんだぜ？僕に出来ねぇわけがねぇ。」

妹「うん！じゃあ受験頑張ってね！おねーちゃん！」

貴「あぁ。個性出たら教えろよー！？」

妹「はぁーい！！」

妹と分かれて雄英高校に着いた。

貴「…でけぇ…おっと、そうだった僕は推薦枠蹴ったんだったな。会場は……、あっちか。」

どうやら実技試験のようだ。

貴「要は全部壊せばいいんだろ？簡単じゃねぇか。今回は…骨兄貴かな。」

右目の包帯を解き、個性を発動した。

貴「キャラクター名【Sans】能力効果《そのキャラクターの力が使える。》」

キラキラと左目が輝きだす。

貴「骨じゃなくて…重力だよな。」

左手を真下に降る。

凄まじい音がして近くのロボットが全てゴミと化していた。

貴「おぉ、怖い怖い。」

あっちこっちで爆音やらなんやら音が聞こえる。おそらく別のブースがあるのだろう。

貴「…あ、君、大丈夫？」

足が潰れたであろう少女が青い顔をしていた。

貴「痛すぎて声が出ないのかな？まぁいいや。」

左手を上にあげた。

自分の何十倍も大きな岩や瓦礫を浮かせた。

貴「ちょっと担ぐよ。」

ひょいと黒髪の蛙のような子を担ぐ。

貴「グ…【ショートカット】。」

グルグルと景色が歪み、入り口に着いた。

貴「気分悪かったらごめんな。さて…。」

右目を包帯で巻き直し、個性を解除した。

大きな音がして終わりの合図が鳴った。

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