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白雪姫3 ページ6

「美味しい!」

白雪姫はリンゴを味わい、家事に戻りました。
しかし、しばらくすると様子がおかしくなっていったのです。

白雪姫は苦しがり、吐き気に襲われました。

「うぅ…」

そしてついには倒れてしまったのです。

それから直ぐに小人たちが帰ってきました。

「お、おい!お前どうした?!」
「白雪姫、大丈夫か?!」
「聞こえるか?!」

口々に小人たちは言いました。

しかし、返事はありません。
いくら待っても、口が開かれることはなかったのです。

「そん…な…」
「なんでだよ…」

3人は悲しみに浸りましたが、このままでは白雪姫が可哀想だと思い、白雪姫を運んで周りに花を置きました。

そこで3人が泣いていると、1人の馬に乗った綺麗な王子がやって来ました。

「どうしたんですか?」
「白雪姫が…亡くなったんだ…」

真理子がそう言いながら白雪姫を指さしました。

王子は、白雪姫を見ると目を見張りました。
その美しさに魅了されたのです。

「こんな可愛いお姫様が…
生きている内に会いたかった…」

王子は唇を噛み締め、涙を流しました。
まるで、自分のことのように。


そして、白雪姫の顔に自分の顔を近ずけ、そっと唇を重ねたのです。


「ゴホッ、ゴホ…」

そうした瞬間、白雪姫が咳き込みだしました。

王子たちは目を真ん丸にし、その様子を見ていました。

「白雪、姫…?生きてたのか?!」

悠飛が叫びました。

すると、その声に反応したように、目がゆっくりと開かれました。

小人や王子はまるで子供のように喜びました。

「やった!生きてる!」
「生き返ったんだ!!」

喜んでいる4人を眺めていると、白雪姫は王子に目を奪われました。
白雪姫も同様に、王子の美貌に見惚れたのです。

「こんにちは。俺はHZ国の王子、美門翼と言います。」
「私は、KZ国の立花彩です。みんなには白雪姫と呼ばれています。」

2人は互いに挨拶をしましたが、心はそれどころではありませんでした。
2人は惹かれあっていたのです。

「あ、あの…今からお出かけしません、か…?」

王子が恐る恐る尋ねると、白雪姫は笑顔になりました。

「はい!」

2人は森の中の花畑でお茶をしました。

話している内に2人は惚れあい、仲も深まっていきました。

そして帰り際。

「アーヤ…!俺と一生を共にしてくれませんか?」
「はい!私も…そうしたいです!」

2人は無事に結婚し、幸せに暮らしました。


ちなみに、王妃は白雪姫の計らいで罪は軽くなったそうですよ。

謝罪&シンデレラ1→←白雪姫2



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パッコーン(プロフ) - メロンさん» はい!お陰様で完治です!!w羨ましいですよね!私も書いてて良いなぁって思ってしまいましたwでもアーヤだから許せます( ˙-˙ )スンッ (2020年6月17日 17時) (レス) id: 64fae45f9f (このIDを非表示/違反報告)
メロン - 翼と口付け...ポワーン.+:。(´ω`*)゜.+:。いいな、いいな←あ、パッコーンさんもう大丈夫なのですか?更新、楽しみにしていますね! (2020年6月17日 17時) (レス) id: 77d3d65911 (このIDを非表示/違反報告)
パッコーン(プロフ) - メロンさん» とても嬉しいです!!はい、お大事にしました!(?)私のペースですが更新させていただきます!よろしくお願いします!! (2020年6月17日 0時) (レス) id: 3e39678fe9 (このIDを非表示/違反報告)
パッコーン(プロフ) - アップルパイXさん» ありがとうございます!ようやく治りました!明日から毎日ではないけれど更新していく予定です!今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年6月17日 0時) (レス) id: 3e39678fe9 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイX - パッコーンさん…大丈夫ですか?あまり無理せず更新してくださいね!そして、更新されてたお話面白いです!ワクワク ドキドキ (2020年6月10日 17時) (レス) id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パッコーン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp  
作成日時:2020年5月24日 23時

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