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第5話 可愛い後輩 ページ7

貴方 side


『ですよね』

「はい、」

合同任務、とは聞いていたがこの人が直々に来るなんて。

珍しいこともあるもんだ。
とその人を見る。

最近会いましたよねその一言で全てが解決してしまいそうだ。

彼の名前は坂口安吾。
異能名《堕落論》だ。

これもまたすごい、まぁ、全員の異能は自分のより倍優れていて素晴らしいものだと思うよ、本当に。

「お久しぶりですね。Aさん」

『はい、安吾さん』

眼鏡をくい、と上にあげ私を見て優しく微笑む。

私はこの笑みが好きなのだ。

「あー!また安吾はすぐAに手を出そうとするぅー!」

『うっ、』

急に抱きつくな、と言いたかったが堪え太宰さんの服の裾を掴む。

「え、もっと抱きしめていい?
あらやだAったら
大胆〜!」

何故かやけにテンションが高かった。

イラっとする程に。

『太宰さ「全く情けがないですね。」…』

名前を呼ぼうとした途端、安吾さんが遮ってきた。

「…うぅ、先が思いやられます…」

意を抑えながら、顔を青くする敦くん。

『ごめんなさい、私のせいで』

完璧に私のせいだ。

太宰さんと安吾さんが睨み合っている隙にすぐさま腕から逃げ出し、敦くん達の方に来ていた。

「い、いえ!Aさんのせいじゃないですよ!」

なんていい子なのだろうか。

ちら、っと谷崎くんの方を見ると、にこりと笑って優しく、大丈夫ですよ!、と言ってくれた。

神だ。
素晴らしい。

私はその2人に向かってありがとう、といい感じに笑うことができたと思う。

本当に嬉しかったのだ。

可愛い後輩を持ったものだ。うんうん。

なので、太宰さんと安吾さんが握っているカメラからシャッター音が聞こえたのは無視しよう。

谷崎くんと敦くんは苦笑い。

はぁ、本当にどうなることやら。

第6話 Mafia→←第4話 合同任務



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ゆにゃ(プロフ) - 八月葉月さん» ありがとうございます!!頑張りますっ!!!! (2018年4月10日 17時) (レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 受験、がんばってください!待ってます! (2018年4月10日 13時) (レス) id: ffe42a2329 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにゃ(プロフ) - ミ 人虎さん» もう少ししたら募集しようと考えております!一応描いてはいるのですが、、微妙なので… (2018年4月1日 8時) (レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)
ミ 人虎 - イメ画は、描かれたり、募集したりするんですか? (2018年4月1日 3時) (レス) id: 94edccc52d (このIDを非表示/違反報告)
ゆにゃ(プロフ) - アニメLOVEさん» わぁぁあ!本当だっ、すみませんっ! (2018年3月26日 13時) (レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆにゃ | 作成日時:2018年3月25日 14時

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