【文スト】探偵社員(仮)

第4話 合同任務 ページ6

貴方side


『国木田さん、』

「ん？なんだ？」

『メンバーなのですが、どうしたらいいでしょうか。』

私はメンバーを聞きに国木田さんの元へ歩いていった。

彼は国木田 独歩。

異能力《独歩吟客》を持っている。
これもまたいい能力だと私は思う。

自分の異能より熟(つくづく)素晴らしいものだと言えるだろう。

「そうだな…この日、俺はちょうど別の依頼が被っていてな、
太宰、敦、谷崎、Aでいいと思う」

『…そうですか。
ありがとうございます。』

「いや、構わない。また何かあったらいってくれ」

『はい、』

お兄ちゃんみたいだ。

まぁいたことはないけれど。
しかし困った。

太宰さんと一緒かぁ。



面倒な事に巻き込まれるのだけはごめんだ。

溜息をつきながらもしっかりと資料を見て作戦を練っていた。

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