第16話 異能力 ページ19
No side
1人の男性が、真っ黒い車を目の前にして何かを呟く。
まるで呪いの様な、禍々しい言葉だった。
すると、車が突然光だし、言葉の羅列がではじめた。
「異能力
＿＿＿＿＿＿"破戒"」
男がそう言い払った瞬間。
その男の周り一帯のものが全て消え、更地となってしまった。
男はニヤリと笑い、そのまま歩き出す。
車はいつの間にか消えていて、本当に全て無くなっていた。
ーーーーーーーーー
数時間後、また、ある1人の男がその場を見て足を止めた。
最初、此処を通っていた者もいたが知らぬフリをし皆去って行ってしまった。
「こりゃあ、すげぇ…」
黒い帽子を被り、黒い外套を羽織った小柄な男性がさっきまで建物があったはずの地面に触れる。
「…異能か、、
たく、まためんどくせぇなぁ、
報告かぁ？はぁ、書類は苦手なのに、
…彼奴が居てくれればやる気出たのに…」
悲しげに目線を落とし、そのまま地面を見つめた。
まだ、夜とはかけ離れている昼頃。
そして、改めて小柄な男性は辺りを見渡す。
現在、その男性がいるのは米花町という所だ。
だが、闇の仕事をやっている為か路地裏の奥にある小さいビルがあったところにやってきたはずだった。
地図はあっている。
のに建物がない。
まるで消されたみたいだった。
其処だけぽっかりと穴が空いてしまったかの様な、
そんな錯覚に陥るほど、
綺麗な円を描いて、その場は消えて居た。
「…てか、これどうすっかな。
見なかったことにするか、、、いや
…まずはボスに報告だな。そうしよう」
男性はそう考え帽子のツバを掴み深くかぶる。
「さぁて、戻るか」
ニヤリと三日月の様に笑い、重力に逆らいながら走り飛んで人のいないところへ向かって言った。
「…時は満ちた。
＿＿＿＿＿＿《破戒》」
誰かが狙って居たかの様に、時間は過ぎていった。
ーーー
オリキャラきましたね…
うぅ、すみません…
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ゆにゃ(プロフ) - 八月葉月さん» ありがとうございます！！頑張りますっ！！！！ (2018年4月10日 17時) (
レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 受験、がんばってください！待ってます！ (2018年4月10日 13時) (レス) id: ffe42a2329 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにゃ(プロフ) - ﾐ 人虎さん» もう少ししたら募集しようと考えております！一応描いてはいるのですが、、微妙なので… (2018年4月1日 8時) (レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)
ﾐ 人虎 - イメ画は、描かれたり、募集したりするんですか？ (2018年4月1日 3時) (レス) id: 94edccc52d (このIDを非表示/違反報告)
ゆにゃ(プロフ) - アニメLOVEさん» わぁぁあ！本当だっ、すみませんっ！ (2018年3月26日 13時) (レス) id: 4ebfbe06bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆにゃ | 作成日時：2018年3月25日 14時
