【テニプリ】私の弟が可愛すぎる事を世界中に自慢したいっ！【越前リョーマ】

のりかの過去2 ページ34

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の「今まで散々自分勝手な理由でいじめといて、謝って許されると思ってんの？先輩…」





先輩の肩がビクッと揺れる





先「お、思ってない…！でも本当に悪かったとは思ってるっ…！！」


の「だったら！！さっさとどっか行ってよ！！もう私の前に二度と顔出さないでよっ！！！私は、謝ったからって許せるほどいい子ちゃんじゃないのっ…！！！！」





先「っ……ごめんないっ……」





先輩はもう一度謝って泣きながら走っていく





の「はぁ〜…はぁ〜……。で、あんたはどうすんの？」





ずっと黙って聞いていたAを見る





「え？どうするって？」





の「もうすぐ授業始まる。あんたは授業に出ないといけないんじゃないの」





「どうして？」





Aはキョトンとした顔で首をかしげる






の「はぁ！？どうしてって…あんた頭も良くて、みんなに信頼されて、愛されて…あんたみたいないい子ちゃんは授業出るのが当たり前でしょ！？」






「……………そうだね！！」





そう言って私の手を掴むA





の「はぁ！？何すんの！？」

「サボろっか！！」





サボる…？




授業を？？





の「はぁ！！？なんで！！？意味わかんないんだけど！！」





「いいから！！行こっ！！」





そう言ってAは笑う





手に温かいぬくもりを感じ




嫌いなはずのAの笑顔がとても眩しく見えた………

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