【テニプリ】私の弟が可愛すぎる事を世界中に自慢したいっ！【越前リョーマ】

姉の朝は貧血です ページ2

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桜の舞う季節




私はどんなにこの日を待ち望んだ事か…






「リョーマと一緒に学校に登校できるっ!!!」






やっと新学期!!!リョーマが青学の制服を着る日!!






もう朝から震えが止まらないっ!!!











奈「Aちゃん。リョーマさんがまだ起きてないみたいだから起こしてきてくれる？」

「喜んでっ!!!!」











待っていろ!!リョーマの寝顔ー!!!!!






階段を猛ダッシュで駆け上がる







『ガチャッ!!!!』








「はぅっ!!!/////」






ドアを開ければベッドの上でスヤスヤ眠るリョーマが目に入る。












……ヤバいよっ!!!ちょー可愛い!!!








『パシャパシャ!!』






ポケットの中からスマホを出しスヤスヤと無防備に眠る可愛い弟をカメラに収める







「ふっ、ふっ、ふっ、これでリョーマの寝顔コレクションが増えたっ!」







写真のファイルの『リョーマ』の所に保存する。








よし、そろそろ起こさなきゃ。









「リョーマ〜!!朝ですよ〜!!」



越「んっ……」






小さな声をもらし寝返りを打つ






「……可愛い〜!!あっ!!しまった!?今の録音してなかったっ!!!!」







なんたる失態…







奈「Aちゃん〜？リョーマさんまだ起きないの？」






「はっ!!!」







そうだった!!私はリョーマを起こしに来たのだったっ!!!







「リョーマ!!!起きてっ!!!新学期早々遅刻しちゃうよっ!!!」







リョーマの体をゆさゆさと揺らす







越「んっ…!」







「あっ!起きたっ!!」








上半身を起こし、まだ眠たげな目を擦る








越「んっ。…おはよ…姉貴…」







「グハッ!!!/////」







やばいっ!!!可愛すぎる!!今すぐ世界中に自慢したいっ!!!











「うん!!おはようリョーマ^ ^一緒に学校行こう？」






越「…いいけど、写真撮るのやめて。あと、鼻血を止めて。」









「…呆れ顔のリョーマも可愛いよっ!!!」







左手でグーサインを作り、右手はカメラを連写する






「はぁ〜…。ほら鼻血拭かないと制服汚れるよ姉貴…」


「!!…んにゃっ!!/////」







スマホを手から取り上げられ、ティッシュで鼻を押さえられる。







「あ、ありがと/////」






越「…写真は消させてもらうからね。」






「えっ!!!?」






焦る私を見て






越「仕返し。」





と、舌を出す













このあと私の鼻血はしばらく止まらなかった。

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