番外編 ページ48
『わかってるよ。約束通り烏丸を弟子にするけど最後に確認するよ。本当に私が師匠でいいの』
「はい、夕華先輩がいいです」
『……わかった。じゃあ今日から烏丸…いや、京介は私の弟子ね。これからは私の事下の名前で呼んでいいから』
「それって呼び捨てって事ですか?」
『まあそれでもいいけど先輩とかさん付けでもいいよ』
「わかりました。これからよろしくお願いしますA先輩」
『うん、よろしくね京介』
これで今日から烏丸改め京介は私の弟子となった
烏丸side
夕華先輩からなんとか一本取って弟子にしてもらう事ができた。そして下の名前で呼び合うような形になった
『さて…京介まだ時間ある?』
「はい。ありますけど、もしかしてまだやるんですか?」
『まさか〜そんなことしませんよ〜ただ私の弟子になるんだったら、覚えといてほしい事があるから少しお話ししてから帰ろうか』
「わかりました」
そして先輩はトリガーをオフにして訓練室を出ようとしていた。俺もトリガーをオフにして出ようとしたが忘れていた事を思い出した。今自分が……“熱”を出してしまっている事に…
身体は言う事を聞かずそのまま床へと倒れてしまった。何処からか自分の名前を呼んでくれている人がいるけど、それを確認も出来ず意識を失ってしまった。
それからどれくらい経ったのかふと目が覚めた。何か毛布がかけられてる感じと頭の上が柔らかくて暖かい枕が敷いてある感じがした。
「(あったかい…)」
『京介目覚めた?』
「ゆう…か…先輩……え」
目を開けて見ると目の前に夕華先輩がこっちを見ていた。それも思っていたよりも近くそれで気づいてしまった今俺は夕華先輩に膝枕をしてもらっている事に…
「……先輩これどう言うことっすか…」
『ん?あーこれはね…』
Aside
『まず京介を私の隊室まで運んだでしょ。それで、その後いろいろ取りに行ってから毛布をかけようとしたんだけど、中途半端な所で服を掴んできちゃってキツかったから勝手に膝枕にさせてもらったよ』
「…なんかすいません…」
『謝らなくていいよ。こっちも京介が体調悪いの気付いてられなかったからね…身体の方はどう?』
「身体が重いだけで他は大丈夫です」
『そっか…一応今日は基地に泊まったらどう?見てて不安だし』
「……そうっすね…あんま下の子達に心配かけたくないんでそうします」
『……』
かけたくないか……あの人と似てるな…
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時