番外編 ページ47
それから1週間ひたすらに戦闘をしていった。今だに一本も取れていない。そして最終日…
『まだまだ撃ち込みがあまい。そこは思いっきり打ち込んでくる』
「クッ」
『そんなんじゃ私から一本取れないよ』
「!……」
おっと空気が変わった…一応孤月を構え直す。すると孤月を構えたまま烏丸は通常弾をこちらに打ち込んで来た。それをシールドでガードするその後すぐ烏丸は攻め込んでくるのを孤月でガードする。
『今のは少し良かったよ。でもこれじゃ私は倒せない』
「わかってますよ。だから…旋空孤月」
旋空を打とうとした瞬間に思いっきり屈んで孤月を持っている腕を切り落とした。その後足をかけて転ばしその上にまたがった
『近距離で打つなんて難しい賭けをしたね。烏丸らしくないよ』
「それぐらいしないと先輩には…勝てませんから…」
『でも、残念ラストの一戦も私が…』
烏丸を見てみるがその目は諦めていなかった
『……(何かある…けど)先に倒した方が勝ちだよ』
孤月でトドメを刺そうとしたら
「アステロイド!」
『!』
急いで烏丸から離れる
『最後まで諦めないとこは認めるよ。でもこれは「俺の勝ちです」?どう』
理由を聞こうとしたら背後から何かに貫かれた。後ろってさっきは何も仕掛けなんて…!
『今のは追尾弾…』
「正解です」
『これは一本やられたな…フェイクでアステロイドって言ったのか騙された』
「まさか引っかかるとは思ってませんでした」
『そうだね。これは勝てると思って油断した私の落ち度だな……というか追尾弾入れてたんだ…』
「ここ最近です。先輩に勝つにはどうしたらいいかって考えてた時にふと思ったんです。先輩と練習するときは先輩いつも孤月とシールドしか使わないから。それだけだったらこっちはシールドを無しにして攻撃重視にすればいいんじゃないかって」
そういうことか…でもそれにしては
『追尾弾のやり方誰に教わった?』
「出水先輩です」
『出水かー。タイミングとか、やたらいやらしいと思った。出水からは弾の撃ち方だけ教わった』
「はい」
『そっか…(このまま成長していった烏丸が太刀川隊に入ればこれは結構飛び抜けた強いチームになりそうだな)じゃあ今日はここま、お疲れ様』
「……お疲れ様です」
『何かなその不服そうな顔は』
「先輩約束はどうしたんですか」
約束って約束はしてないような…約束って言うより勝負な気がするけど…まあいいか
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時