165話 ページ22
『ただ待つのもアレだから何か質問していいよ』
「…じゃあ俺からいいか?」
『いいよー』
「お前今回協力してくれた人って誰なんだ?」
『うーんとね……これはまだ出水と米屋には話してないんだけど、実はね……』
「「…」」
『おーい2人共戻ってこーい』
「「ハッ」」
「おっ戻ってきたみたいだな。で、夕華が元軍人(仮)だったのはわかったか」
『冬島さん元軍人(仮)は違いますって…ただ教わっただけですからー』
「でも、キツさは変わらないだろう?」
『まあそうですけど…でもその言い方だといろいろと誤解を生みますからやめてください』
「えーとちょっと待て…お前の父さんの知り合いが軍の教官でその人に自己防衛程度に教わろうとしたら夕華に才能があるとわかって本格的にし始めた…って事か?」
『正解!いやーあの時は大変だったなー』
「お前それで済ましていいのかよ」
「というかよく親とか許したな…女なのにそれも幼い時からって…」
この時私は質問よりも「女」というワードに注目していた。米屋はようやく学習するという事を覚えたか…それともアイアンメイデンが効いたかな?まあどっちでもいいか
『親は放任主義だから何も言われなかったよ。それに知り合いと仲良かったみたいだし…』
「へぇー。それでさ、なんでその師匠はボーダーにハッキングされてるのを知ったんだ?」
「そうだな…それは気になる所だ」
『何やってたかはわかりませんけど、大方予想は付いてます』
「聞いてもいいか」
『もちろんですよ。教官として働いてると私言いましたよね』
「あぁ言ってたな」
『あの人教官としても働いてますけど、他にも軍人としても働いてるんです。それも結構上の位の方で諜報活動とかもしてるから今日はそれで行ってたんじゃないでしょうか』
「そういう事か…」
そんな話が終わると同時に電話がかかってくる。名前も確認せず私は電話に出て
『生きてて良かったですね。コレット』
〈本当によかったよ。君から名前を呼ばれるんだからね〉
『これぐらいは教えてくれたのでしますよ。それにこれが初めてというわけでもないですし』
〈ここ数年仕事の時でもあまり名前を呼んでくれなかったものだからね…〉
『子供ですか』
〈そう言われる歳でも無いのだけどね…さて、今回の任務は完了だ。私はそろそろ帰るとするよ。ではまた〉
『…はい,それでは』
と言って切った
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時