157話 ページ14
『勝手に入ってこないでください』
〈君がスピーカーにしたのが悪いと思うが〉
『!…(間違って押してた…)すいませんでした』
スピーカーを切って2人の方を向く
『私はこれから開発室に行くけど、2人はどうする?』
「……邪魔じゃなきゃ行ってもいいか」
『邪魔しなきゃいいよ』
「俺もいいか?」
『オッケーでも、本当に邪魔しないことあと、騒がしいと思うから迷惑かからない程度にしてね』
「「おう」」
そんな事を話していたら開発室へと着いた
『鬼怒田さん現状報告』
「無差別にデータを探ろうとしておる」
『例のものは』
「もう準備しておる」
『ならもう始めます。そちらも頑張ってください』
「おう」
それから私は足早で奥の部屋まで行って扉を開ける冬島さん以外の人もいたけど見向きもしないで奥の真ん中の椅子に座ってインカムを付けてスマホに接続した
『冬島さん準備いいですか』
「おう、ていうか勝手にやってるぜ」
『了解です。スマホ繋ぎました聞こえてますか』
〈あぁ、聞こえているよ〉
『手短にそちらの状況を教えてください』
〈こっちは事が終わった後だから何もわからないね〉
手を動かしながらどんな情報が得られるかと思っていたら思ってもいない発言に私はつい
『事が終わった後ならどうしてこうなったんですか、貴方ともあろう方がポカやらかしてトラップ発動したとか言ったら縁切りますよ』
〈面白いジョークを言うね。まさか君からそんな事を言われるとは思ってなかったよ〉
『前にそれで生徒に意地悪したいからっていってわざと落とし穴に落ちて、深過ぎて出られないから迎えに来てと言ったのはどこの誰でしたか』
〈そんな事もあったね。でも、そんな事言ってもいいのかな“師匠”の私に向かって〉
『こんな師匠を持つ“元弟子”の気持ちにもなってみてください』
そんな話をしながら一つ一つのシステムを確認してこれ以上侵入されないようにプロテクトをつけて確認して行くけど…
『(取られた分をどうにかして取り返さないと行けないけど…)冬島さん今どんな感じですか?』
「大体はプロテクトかけて保護はしてるぜ。あとは取られた奴を取り戻すだけだな。さて、天才さんどうすんだ。主任はお前に任せるだと」
『ありがたいけど、鬼怒田さんも無責任だな』
「それだけお前の事を信用してるって事だ」
と冬島さんからお褒めの言葉をもらった。それにしてもやっていいんだったらやってしまうか
『反撃開始といきますか』
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時