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106話 ページ12

レイガストの中は爆発の煙でよくは見えないけど、修くんの方は見えた首を切られていてダウンしていた

「……惜しかったわね」

『いや』

「そうでもないよ」

レイガストの中の煙が晴れてよく見えるようになると風間さんが片腕を落として立っていた。ということは風間さんもダウンしたという事になり…

『引き分けだね』

「風間さんと引き分けるなんて…!」

「勝ってないけど大金星だな」

修くんが出てくるのと一緒に立ち上がってみんなで下に行く藍ちゃんと遊真は先に修くんの方に行って私と京介はゆっくり歩いて風間さんの方を向いて

「うちの弟子がお世話になりました。」

「烏丸…そうか…お前の弟子か最後の戦法はお前の入れ知恵か?」

「いえ、俺が教えたのは基礎のトリオン分割と射撃だけです。後は全部あいつ自身のアイデアですよ。どうでした?うちの三雲は」

「…!」

修くんがこっちに気づいて見つめてくる。

「……はっきり言って弱いなトリオンも能力もギリギリのレベルだ。迅が推すほどの素質は感じない」

「……」

「……だが自分の弱さをよく自覚していて知恵と工夫を使う戦い方は俺は嫌いじゃない」

「…!」

「邪魔したな三雲」

流石風間さんちゃんと指摘と彼の良い所をわかって言ってる

「あれ?結局俺とは勝負してくんないの?」

「……勝負?お前は訓練生だろう。勝負したければこちらまで上がって来い」
 
「A級3位のかざま先輩か…“上”に行く楽しみが増えたな」

「…(そうだ…)夕華少し時間をくれないか」

『いいですよ!風間さんからなんてあまりないですからね。それじゃあ嵐山さん達失礼しますね!』

と言って訓練室を後にした。今は菊地原の呟きを聞いている

「あんなのと引き分けちゃダメですよ。僕なら100回戦って100回勝てる。あんなパッとしないメガネ」

「そうか?遅い弾で空間を埋めるとかいい手だったと思うが…」

「あんなのトリオン無限ルールだからできた事でしょ最後の大玉だって一回両防御してそれから刺し返せばよかったんですよ。」

「そうだな張り合ってカウンターを狙った俺の負けだ」

「もうしっかりしてくださいよ。風間さん」

「お前はなんでそんなえらそうなんだよ…」

『自分の尊敬してる人が修くんと引き分けたのがそんなに不満なのかね?』

「!…フン」

アララー…そっぽ向いちゃった。可愛いな〜

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彼岸(プロフ) - みぃささん» ありがとうございます!これからもいい作品にできるよう頑張っていきたいと思います!楽しみにしていてください! (2021年5月15日 21時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさ - 夢主ちゃんの過去、、、気になるうう 凄く面白いです!更新頑張ってください!!! (2021年5月15日 20時) (レス) id: d6c42e7e83 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 昨日はすいませんでした。まだ制作途中のものを間違えて出してしまいました。疑問に思ってしまった方少し見てしまった方ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。今日、明日には完成したものを出せるようにしていきたいですこれからもよろしくお願いします! (2021年4月28日 17時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年4月15日 20時

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