【HQ】とりっぷ いず らっきー 。【男主】

新たなる。 ページ30

「まつりは女って言うより、無性だよな〜」


九重「嗚呼。正直、下半身に穴も棒もなければなって思ってる」


岩泉「やめろ笑」


花巻「まぁ要するに、九重はあれか？女って言われるのも男って言われるのもしっくりこないタイプみたいな？」


九重「そんな感じだ」


「まつりは女だからって言われるのも、性格が男っぽいからって言われるのも嫌いなんだよ」


及川「へー！そうだったんだ〜！！」



まぁ、これでみんなのまつりへの対応が違ってくるんじゃないかな？多分
てかまつりもまつりで話せばいいもの…いや、話すまでもないか



＿＿



そうこうしている間にラーメン屋に着いた。

おっ、ここって元の世界？にもあった【俺のラーメン】じゃん！！
めちゃくちゃ美味いんだよな〜！！学校帰りにたまに漫研のみんなで寄ってた！
おっちゃんはお馴染みなんかな〜？



「へいらっしゃい！！」



あぁぁぁぁ！！俺の知ってるおっちゃんだああああああああ｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡
ありがとうおっちゃん！！ほんとにありがとう！！！！！



及川「10人で〜」


「奥の席ね〜」


「うぃっす( ˙꒳˙ )」



あー！店内も俺の知ってるままだ！！よかった〜！！！

感激の気持ちの中、奥に案内された先にいた人物にバレー部員が声をあげる。



九重「あっ…」


「……えぐ」


九重「は？尊…」



急に天を仰ぐまつりは無視して、同じ制服を着た男の子を見る。
その子は、俺の方を見て「えぐ」って言った。まぁ、えぐってのは名前からしても俺だろうな

……誰だおめー( ˙꒳˙ )←


(っ'ヮ'c)＜お前誰だよwww状態な俺に、及川が耳打ちしてくる。



及川「彼は新宮春人君。さっき九重ちゃんがAが将来を誓った仲って言ってた 春 って言うのはこの子の事だよ」


「あ〜、ありがと」



成程、これが噂の 春 か。
深い青緑色の髪で深緑の瞳。
口元にホクロがあって、黒縁のメガネをかけている。
バレー部のメンバーでいくと、少し及川みたいな中々に綺麗な顔立ち。
そんな彼が、眉尻を下げて如何にも不安だって言う様な顔で俺を見つめる。

……正直、可愛い。


あとなんかどっかで見た事ある様な顔してるんだよなぁ…。
思い出せないけど。



「や、やっほ！」


新宮「う、うん…」



…沈黙が重たい。
周りのみんなはまつりが声をかけて先に席につく事になった。

嗚呼俺を一人にしないで…(泣)

これぞ真のイケメン。→←★Happy Halloween★*

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