【HQ】とりっぷ いず らっきー 。【男主】

策士の九重。 ページ16

「なぁまつり〜」


九重「なんだ？」


「これから先、お互いにうまいネタあったら提供し合わねぇか？」


九重「賛成、すげーいいと思う、名案」


「だろ？てことで今日からよろしく」



俺がにかーって笑えば、まつりも笑い返してくれる。
ほんと、黙っときゃ可愛いんだけどなぁ…もったいね。



九重「そういや、なんでテメーは腐男子になったんだ？あといつからだ？？」


「え？いやそれはまつりが…」


九重「まつりが？」



いや、待てよ？
こっちではまつりは俺に腐を教えていないと仮定してるから、ここでまつりが教えたんだろとは言い難い。

なら何て返すのが自然だろう…？
あ、そうだ。



「いやー、まつりがハマってたっぽいからさ、気になって中学ん時部屋に遊びに行った時勝手に借りたんだよな、それに感動してさ…いつの間にか大量購入してたわ」


九重「テメー、素晴らしいな…！！！」


「まぁ、俺だしな(´º∀º｀)」


九重「うっざ。


でもテメーのそーゆー所好きだよ」



おお、急にどうしたんだまつり
珍しいな、まつりがこんな事言うなんて。
こういう悪ノリはたまにする、俺も乗ろう。



「ありがとう笑


俺もまつりのそうやってストレートに思った所言うの好きだよ」



まぁ、普通にまつりは腐仲間として好きだからな、嘘は言っていない。



九重「なんだ、両思いじゃないか。こりゃ宴だな」



いや両思いてwww
しかも宴は大げさなw
しかも真顔で言うんだからまたおもしれぇわ。



「そうだな笑


あ、今日俺ん家寄ってく？」


九重「嗚呼、お邪魔させて貰う」


「おっけー」



早速色々と語りたいからな、母さんもまつりが来たら喜ぶし、弟も喜ぶだろうしな。



渡(もしやと思って着いて来れば…よく聞こえなかったけど、お互いを見つめあって好きって言ってたみたい…しかも家に…？！！


江口先輩、やっぱり九重先輩と付き合ってたんですね…！これはみんなに報告しないと…！！！)


九重(渡が付けて来てるのに気付いてないAを利用させて貰ったぞ。


さて、及川とかその他メンバーが嫉妬してAに色々やってくれると有難いな…。


Aはどう考えても総受け派、しかも今日のAは更に受けが増したしド天然鈍感、利用しない手はない。


それに、わざわざ家に招いてくれるなんて…自ら種を撒いてるのと一緒だな、Twitterに帰ったら呟くか、腐腐腐…( ≖ᴗ≖ ))

授業は真面目に受けましょう。→←そういう事か。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す