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side Hokuto
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「うぅ……んぅ…っ、」
北「どした、大丈夫だよ。よしよし、大丈夫大丈夫…」
「……っ、ごめ、なさっ……」
北「謝んなくていいんだよ。分かってるから、」
「……うぅ、」
同じ職場で働く 2つ下の彼女。
上司からの目線が厳しいこと。
同僚から仕事を押し付けられ
日付が変わっても終わらないような量を
毎日のように こなさなければいけなかったこと。
入社して 1年が経つけど 俺も気付けなかった。
ある時 朝起きると、ほろほろと涙を零していて
『会社行きたくない』と呟いた。
同じ職場で、同じ家に帰るのに
なんで気づいてあげられなかったんだろうと胸が痛む。
Aの症状は
不安を感じて 涙が止まらなくなる事が多い。
1度心が弱ってしまったものはなかなか治らないから
根気強く支えていくしかない。
「ふぅーっ……うぅ、、」
北「無理して泣きやもうとしなくていいんだよ A｣
「辛いの……っ、勝手に涙出て、イライラしちゃうし…」
北「辛いよなぁ……俺は分かってるから。
大丈夫だよ、Aは充分頑張ってる。大丈夫。」
内に秘めたものが溢れるような感じで
わんわん泣くんじゃなくて、静かに涙をこぼす。
大丈夫、大丈夫 と声をかけ続けて落ち着くのを待つだけ。
Aが苦しんでるのを見ると、俺まで辛いよ。
北「あのね、俺考えてたことがあって。」
「なに、？」
北「A、会社辞めない？」
「え、それは……」
こんな時に言うことじゃないかもしれないけど
今後 Aと結婚したいし
そして支えていく覚悟があること。
だからAは今の職場をやめて
専業主婦になってくれてもいいし
仕事がしたければ新しい職場も
ゆっくり探せばいいんじゃないかということ。
俺の思ってることを全部伝えた。
「ほん、とに…？」
北「ほんと。Aのこと愛してるから。
だからこれ以上辛い思いして欲しくないし
俺が 絶対に幸せにしてあげたいって 思ってる。」
「ほく、と……っ、」
北「あぁもうっ、また泣く〜……笑」
「ほんとに、？ ほんとにそうしていいの？」
北「もちろん。嘘言わないよ。」
「うんっ、」
大好きな人が苦しんでるのを黙って見てろなんて無理だよ。
俺がAを幸せにするからね。
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さそり(プロフ) - ???????さん» こちらこそ、私の作品ページに遊びに来ていただいてありがとうございます！ついこの間アカウントを新しくしましてプロフィールに載せるの忘れてました…助かりました(汗)@scorpio_stories というユザネでやっております(^^) (2021年11月7日 22時) (
レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
さそり(プロフ) - なぎささん» ご愛読ありがとうございます(__)壱馬くんですか！1と5どっちでしょう？！不定期更新にはなりますが楽しみに待っていただければ幸いです(^^) (2021年11月7日 22時) (レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
???????(プロフ) - いつも素敵な作品書いて下さりありがとうございます߹𖥦߹さそりさんのTwitterアカウントって教えて貰えて貰うことは可能でしょうか、？ (2021年11月7日 16時) (レス) id: 14b7179736 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - さそりさん» これからも楽しみにしてます！ (2021年11月7日 2時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - お話読ませていただいてますどの話しもいいけど壱馬君のが好きですこれからも楽しみにしてます頑張ってください (2021年11月7日 1時) (レス) @page28 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さそり | 作成日時：2020年8月13日 0時
