検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:35,567 hit

ページ33



side Shogo







「Aちゃん、もうお昼やでぇ?」

「う、ん……」

「まだ起きひんの?」

「……」





頭まですっぽり被ってた布団から 目を覗かして

こっちをじっと見つめてくる。





「ん、なぁに」

「ううん、、」





頭を撫でてあげて 優しく話しかけると

弱く首を振るくせに 少し目が潤んでるA。





「どしたどした、ん?」

「ちが、う」

「違うのな、うん。なんかする?」

「しない、」

「しないのな、はい。笑」





頑張り屋さんな彼女。

1週間 気を張って 感覚を研ぎ澄まして仕事して

週末になるとこうやってダウンすることが良くある。



そういう時は 何があったか聞くんじゃなくて

しんどいんだね、そうなんだね、って

Aが出した反応の全てを肯定して

ただ隣にいてあげるだけ。





「今日めっちゃ天気いいで」

「そう?」

「ベランダ出てAの好きなミルクティーでも飲む?」

「んー、」





布団から暖かい小さな手が伸びてきたら

それは 起こして のサイン。





「よし、顔洗っといで」

「うん」





洗面所に行ってる間に 2人分のミルクティー用意して

小さい椅子と 体冷えないようにブランケット。





「お、来たきた。こっちおいで」

「ん…」

「っ、なんや、ぎゅーすんの?」





椅子に座るかと思ったら 俺目掛けて一直線。

急に抱きついてきたからびっくりしたけど、

すっぽり収まるカノジョが可愛くて

何より甘えてきてくれたことに安心して。





「そんな日もあるわな、」

「うん」

「大丈夫、大丈夫……」

「…んっ、うぅ……っ」

「いっぱい泣き、それでまた頑張ればいいやん」

「ごめん、っ」

「ん、こういう時は?」

「あり、がとう」

「せーかい、笑」





1週間、よく頑張りました。

俺と一緒にリフレッシュして

また明日から頑張ろな。



大丈夫やで。











ご愛読ありがとうございます。

あと3つくらいでストック切れしそうなので
良ければリクエストくださいませ、、、





story12 ーHokutoー→←story11 ーShogo.Iー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (125 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
255人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , EXILETRIBE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さそり(プロフ) - ???????さん» こちらこそ、私の作品ページに遊びに来ていただいてありがとうございます!ついこの間アカウントを新しくしましてプロフィールに載せるの忘れてました…助かりました(汗)@scorpio_stories というユザネでやっております(^^) (2021年11月7日 22時) (レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
さそり(プロフ) - なぎささん» ご愛読ありがとうございます(__)壱馬くんですか!1と5どっちでしょう?!不定期更新にはなりますが楽しみに待っていただければ幸いです(^^) (2021年11月7日 22時) (レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
???????(プロフ) - いつも素敵な作品書いて下さりありがとうございます‎߹𖥦߹さそりさんのTwitterアカウントって教えて貰えて貰うことは可能でしょうか、? (2021年11月7日 16時) (レス) id: 14b7179736 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - さそりさん» これからも楽しみにしてます! (2021年11月7日 2時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - お話読ませていただいてますどの話しもいいけど壱馬君のが好きですこれからも楽しみにしてます頑張ってください (2021年11月7日 1時) (レス) @page28 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さそり | 作成日時:2020年8月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。