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side Kazuma
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壱「はぁ、はぁ、はぁっ」
車を降りて、ダッシュでエントランスまで行く。
エレベーター待ってんのも嫌で、階段を駆け上る。
雑に玄関を開けて、リビングに入ると
俺が家を出た時となんも変わってなくて。
Aの部屋に駆け込むと
青白い顔で 少し頬が痩せたAがベットにいた。
壱「Aっ、A！分かるか？」
「……ん」
壱「お兄ちゃん帰ってきたで、A」
「おに、ちゃ……？……うぅっ、」
壱「ごめんな、1人で辛かったな。ほんまにごめんっ」
目を覚まして 俺の存在に気づいた途端
Aの目から涙が溢れ出した。
横向きになってるAの背中に手を回し
起き上がらせて強く抱きしめると
元々細身だったのに
さらに折れてしまいそうなほど細く、弱々しくなってて。
「なんで、お兄ちゃ、泣くん…？」
壱「え……」
気付いたら涙が溢れてた。
壱「病院行かな、A。
このままマスクすればええから、俺の背中乗れる？」
「ちから、入んない、よ……笑」
壱「なら抱っこや。ちょっと待ってや？準備してくるから」
「重たく、ないん、？」
壱「何言うてるん、軽すぎや、」
ドラマの撮影で女優さんお姫様抱っこして
きっと体重の軽い小柄な方を選んでるやろうから
楽にお姫様抱っこしたけど、
いまのAは 比べもんにならないくらい軽い。
病院ついて診察。
栄養失調であることと、うつだと診断された。
原因がわかってよかったけど、これからやな。
壱「我慢は絶対ダメや。
なんでも言うて、食べたいもん食べて、ちゃんと寝て。
外行きたかったら一緒に行こう。な？」
「うん、ありがとう、」
昔から我慢強くて 頑張り屋さんやったけど、
こんなになるまで我慢するのはダメやで？
お兄ちゃんにたくさん頼って、我儘言ってな。
ゆっくり治してこう。
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さそり(プロフ) - ???????さん» こちらこそ、私の作品ページに遊びに来ていただいてありがとうございます！ついこの間アカウントを新しくしましてプロフィールに載せるの忘れてました…助かりました(汗)@scorpio_stories というユザネでやっております(^^) (2021年11月7日 22時) (
レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
さそり(プロフ) - なぎささん» ご愛読ありがとうございます(__)壱馬くんですか！1と5どっちでしょう？！不定期更新にはなりますが楽しみに待っていただければ幸いです(^^) (2021年11月7日 22時) (レス) id: 314de52b6c (このIDを非表示/違反報告)
???????(プロフ) - いつも素敵な作品書いて下さりありがとうございます߹𖥦߹さそりさんのTwitterアカウントって教えて貰えて貰うことは可能でしょうか、？ (2021年11月7日 16時) (レス) id: 14b7179736 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - さそりさん» これからも楽しみにしてます！ (2021年11月7日 2時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - お話読ませていただいてますどの話しもいいけど壱馬君のが好きですこれからも楽しみにしてます頑張ってください (2021年11月7日 1時) (レス) @page28 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さそり | 作成日時：2020年8月13日 0時
