22話 ページ23
クラウス「ユノ、何故こんな奴らをわざわざ助けたのだ。我々の任務はあくまでこの『魔宮(ダンジョン)』の攻略…
つまりは最深部の『宝物殿』に速やかに辿り着く事だ、こんな奴らに係っている時間など無い…!」
【『金色の夜明け』団員 クラウス・リュネット】
アスタ「おいユノ!いきなり何だこの失礼なメガネは!」
ユノ「先輩」
クラウス「メガ…失礼なのは貴様だ!貴族の私と対等な口を訊くな!」
貴女「失礼なメガネ(笑)」
クラウス「貴様も笑うな!」
ミモザ「あらぁ…!ノエルさんじゃありませんか」
ノエル「…」
ミモザ「ご機嫌よう、昨年の王族一同のお食事会以来かしら」
【『金色の夜明け』団員 ミモザ・ヴァーミリオン】
アスタ「知り合いか?」
ノエル「えぇ…ちょっとね」
ノエル(従姉妹のミモザ…!よりによってコイツも来るなんて…!)
ミモザ「『黒の暴牛』は野蛮な団だとお聞きしますわ、大丈夫ですか?」
ノエル「フン、そっちこそ大丈夫なの?ミモザ…!貴女みたいなトロイのが『金色の夜明け』団でやっていけてるのかしら」
ミモザ「はい、皆様お優しい方ばかりで…お陰で臆する事なく魔法を振るえておりますわ
あっノエルさんは魔力のコントロール全く出来ておりませんでしたけどその後どうですか?」
ノエル(相変わらずの天然失礼…!!やっぱりムカつく〜)
天然失礼か…
ミモザ「あ、私達先日このメンバーでの任務で魔法帝に『星』を授与されましたの…!」
アスタ「俺達だってこの前『星』貰ったもんね!!」
クラウス「嘘をつけ、『黒の暴牛』の新人ごときがそう簡単に『星』を授与される訳ないだろうが。今回の任務を任されているのもおこがましい」
貴女「魔法帝直々に任されたっての!」
アスタ「そうだそうだ!」
クラウス「また見え透いた嘘を…」
アスタ「嘘じゃねぇぇえ」
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鬼神姫(プロフ) - ありがとうございます!頑張っていきます! (2019年7月17日 17時) (レス) id: daaa0f075f (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです!これからも更新頑張ってください! (2019年7月17日 17時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼神姫 | 作成日時:2019年7月10日 15時