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◯。6 ページ7
◯。
孤「じゃあ、おれのこと
好きになればいいじゃん」
『え?』
と顔を上げた水月は
どこか顔を赤らめていて
ほんとに可愛らしかった
おれも顔を赤くしていたから
見せたくなくて下を向く
なんか見せたらプライド的に許さなくて
くるっと後ろを向いて歩き出した
孤「ごめん
なんでもない帰ろう」
『ちょっと、研磨!』
先に歩き出すと
ちょこちょことついてくる水月が可愛くて
おれは笑みをこぼす
歩いていると雪が降ってきた
今年はホワイト・クリスマス・イブだ
こんなのただの偶然に過ぎなくて
水月の運命の人は
おれじゃないかもしれないけど
でも、
おれは単純だから
そんな少しだけの奇跡で
前に進もうって思えた
さらっと繋いだ右の手
これでもめちゃくちゃ
緊張してるんだから
孤「ふふっ」
思わず笑いが溢れる
こんな事になるなんて、誤算だけど
嬉しい誤算だ
水月の手から緊張が伝わってくる
意識してくるてるってこと?
そうだったら嬉しいな
クリスマス・イブ
それは少し勇気をくれる日
って思えたの俺だけかな、?
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作者名:下倉琉羽 | 作成日時:2021年11月24日 2時