無慈悲な看守には甥っ子がいました。【日常組】

ごわ ページ6

おへやのなかにはいると、とてもきれいにせいとんされていた。


A『リアムおじさんのおへやきれいだね！』


リアム「まぁ、いつ何が起こるか分からないからな。」


あぁ、ぼくリアムおじさんとおはなしできてる！うれしいなぁ

　
リアム「…嫌になったのか？」


とつぜんリアムおじさんにきかれる。


A『………うん。』


リアム「何故だ？」

　
A『……だれも【僕】をみてくれないから。おとうさまもおかあさまも。…でも、リアムおじさんなら【僕】をみてくれるから。だからきちゃったの。』


というとリアムおじさんはしばらくかんがえるそぶりをしていた。


そして、


リアム「…そうか、A。今までよく耐えたな。………偉いぞ。」


そういってぼくのあたまをなでてくれるリアムおじさん。……？なんかおめめがぼやけて……


A『…あれ？』


リアム「…A。泣きたいときは思いっきり泣け。我慢することも大事だが、お前には重すぎる。」


そうおじさんがいったとき。ポロッとしょっぱいものがながれおちてきた。


A『うっ…ｸﾞｽｯ…………ﾋｯｸﾞ………おじさっ……！』


おじさんにだきついてないてしまった。でも、おじさんはなにもいわないでただ、優しく抱きしめてくれて。
　

そして、そのままねてしまった。

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