18話 ページ20
さっそくデルカダール城に入ろうとしていたのに、門番さんに止められる。
門番A「待て!止まれ!」
『うぇ?は、はい』
門番B「旅の者よ。一体何の用だ?」
『えっと………私勇者なんです。それで王様に会いに来ました。』
素直に話してみる。別に嘘ついてもなんの得もないし。
すると門番さんたちは笑いだした。なんで?
門番A「ははは!ふざけたことを言うな!お前が勇者であるはずがなかろう!それも、女のお前が!」
むむむ…出たよ差別発言。女だからって決めつけるのは良くないよ。門番さん。
門番B「さぁ!とっとと帰れ!オレたちは忙しいんだ!」
でも思いっきり暇そうにしてたよね?さっき。でもここで食い下がるほど私は弱くないよ。
取り敢えず門番さんに首飾りを王様に見せたいことを伝える。
そうすると、門番さんは待っておれと言って、城へ向かって行った。
これで入れなかったら私イシの村に帰るしかないんだけど……
そんな私のフラグは折れたらしい。さっきとは打って変わって丁寧な物腰で話しかけてくる門番さん。
門番A「先ほどは大変失礼いたしました。国王がお待ちですので、どうぞお入りください。」
『は、はぁ………』
正直怖いです。
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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます!モチベーションアップして更新頑張りますね! (2022年8月5日 10時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2022年7月14日 6時