16話 ページ18
キャンプをしている間ずっと私はお母さんから渡された首飾りを眺めていた。
エメラルドグリーンの宝石のようなものでできた首飾り。その宝石の仲に何かしらの模様が彫られている。
『本当になんなんだろう…この首飾り。』
この首飾りが何を示しているのか分からないけど、テオおじいちゃんが渡して欲しいってお母さんに頼んだんだよね…
『………んー！まぁいっか。難しいことを考えたって分からないものはしょうがないよね！』
うん。だから考えるのは後ででも大丈夫だよね。そんな私の様子を見てこっちに来る白馬。
そういえば…馬って呼ぶより名前あった方がいいよね。村長さんが私にくれたんだから。
『どうしよ、名前………ねぇ、君はどんな名前がいい？』
試しに話しかけてみる。でも、やっぱり分からない。
『まぁ分からないかぁ………君、見たところ男の子だよね。なら…………』
その時、パッと思いついた。これならどうだろう？私は首を傾げている(？)白馬を見て名前を言う。
『君の名前は、ジョセフィーヌなんてどうかな？我ながらいいと思うんだけど…？』
恐る恐る見てみると嬉しそうにしていた。しかも、顔をスリスリしてきたからこっちもスリスリしておいた。
取り敢えずその日はジョセフィーヌと一緒に寝た。
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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます！モチベーションアップして更新頑張りますね！ (2022年8月5日 10時) (
レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フリーデン | 作者ホームページ：
作成日時：2022年7月14日 6時
