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14話 ページ16

そこから私はダン村長からおじいちゃんのことを教えられたり、デルカダールの王様によろしく伝えて欲しいと言われたり……


そして、勇者についても言われた。話を聞くところ、大昔に世界を救った人物が勇者らしい。


ダン「故郷を離れ、旅に出るAにこのロトゼタシアの地図をさずけよう。道に迷ったときはこれを見るのじゃ。」


そう言われて村長さんからロトゼタシアの地図を受け取る。


それどころか、馬も貰っちゃった。村一番の器用よしの馬らしい。しかも白馬。なにこれかっこいい!


ダン「村を出てまっすぐ北へ向かえばデルカダール王国じゃ。」


『ありがとうございます。』


よし、大丈夫だ。ちゃんと行ける。


不安な気持ちを落ち着かせて深呼吸する。お母さんから激励の言葉も貰ったからもう大丈夫。


でも…………肝心なあの子が来てない。もしかしてこのままお別れするのかな…


そう思いながらも村の人達に見送られちゃったのでそろそろ馬を走らせないと。


村に背を向けて走り出そうとしたとき、名前を呼ばれた。


「A!」


驚いて後ろを振り返ってみるとおそらく走って来たんだろう、エマとルキがいた。


『エマ!ルキ!』


エマ「これ、受け取って!昨日Aが旅立つって聞いて急いで作ったの!」


『これって…お守り?』


エマ「そう、村の外は魔物が出て危険だから……そのお守り、しっかり身につけていくのよ。」


『ありがとう、エマ…』


やばい、泣くかも。エマが健気すぎて泣く。


エマ「絶対、この村のこと。忘れないでね!ぜったいぜーったい元気で帰ってきてね!A!」


『っすぅ………はぁ…………………分かった。絶対元気に帰ってくるね、エマ。』

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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます!モチベーションアップして更新頑張りますね! (2022年8月5日 10時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:   
作成日時:2022年7月14日 6時

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