14話 ページ18
叶流side
裕羅と先に別れてからの、凛月ちゃんとAちゃんとの別れ。うん。やっぱり辛い。
まぁ仕方ないよね、中学で全部同じクラスだったんだし。
教室に入る前に座席表の紙が教室のドアのところに貼ってあったから、それを見るとちゃんと自分の名前が書いてある場所が見つかる。
ふむ、僕の席は真ん中の列の前から3番目…か。悪くは無いかな。
そう思い、教室の中に入ると、突然女子から発せられた声。…まさかここでも聞くとはなぁ……
その方向を見ると、かなり鬱陶しそうにしている茶髪の髪の毛の男子。よし、一肌脱ぐか。
叶流「あー…ごめん。待たせたよね?ほら、こっちこっち」
と言ってなんとか助け出す。すると、
?「え、あ、はい」
という困惑した声。ごめんね、初対面の人に引っ張られるの嫌だよね。でも我慢してね。
取り敢えず、廊下の人気の少ないところまで引っ張る。
叶流「………大丈夫でしたか?」
一応安否確認。
?「あ、あぁはい。大丈夫です。」
よし、大丈夫なようだ。
叶流「すみません、勝手に友達ヅラしちゃって…」
?「いえいえ、こちらこそ助けてもらって……」
とお互いが謝ってる。うん。どうしよう。
叶流「あ、そうだ。僕の名前は諸星叶流。宜しくね。」
と一応自己紹介。皆、自己紹介大切だからね。
syp「叶流さん…ですか。えっとー…俺の名前は
叶流「なるほど、ショッピ君…でいいかな?」
syp「はい、オッケーです。そっちは…叶流さんでいいですかね?俺基本的に敬語使うんで。」
成程、なら仕方ないかな。
叶流「全然いいよ!宜しくショッピ君!」
syp「はい、宜しくお願いします。」
諸星叶流。クラスに友達が出来ました。
叶流「……そういえばさ、ショッピ君。」
syp「なんすか。」
僕は気になった事があって聞いてみる。
叶流「ショッピ君ってどこの席?」
syp「俺の席は……んー、真ん中の列の前から4番目っすかね…」
なんと僕の後ろだとは………
叶流「ショッピくーん。僕その席の前だよ☆」
と言ってみると
syp「えっ、マジすか?」
叶流「うん、マジ」
と言うとショッピ君はふっと笑って
syp「宜しくっす。」
と言った。………嬉しいよ。僕は
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フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月25日 18時