検索窓
今日:20 hit、昨日:0 hit、合計:23,071 hit

薔薇の花びら ページ39

目を覚ますと、天井があった






……夢だったのか?
そんな訳ない。昨日私は屋敷に行ったはず






__コンコン




『はい』



「西園寺様がいらっしゃいました」



『はい?』



「お嬢様、早く降りてきてください」



『…』




どうなっているんだ
簡単な身支度を済ませて下へ降りる




『どういうこと?』


「また獣害が出たのだとか」


『…まさか』















『おはようございます、西園寺様』



律「おはよう。元気にしていたか」



『最後に会ったの2日前ですけど』



律「僕の質問に答えろ」



『それはそれは元気一杯でしたわ』



律「昨夜また獣害があったらしい。君は昨夜は家にいたのか?」



『……勿論。』



さらっと嘘が出てきてしまう自分が恐ろしい
獣害はどこで起きたのだろう




律「なら良かった。君が心配なんだ、夜は出歩かないように。」



いきなりなんだ。
急に優しいなんて狡いではないか




不意に髪を触られる



律「…薔薇の花か?」



律の手には赤い薔薇の花びらが握られている
昨日のは、やはり夢ではなかったのかと思うと同時に焦りが湧いてきた
バレてしまったら一巻の終わりである




『部屋に飾ってあった薔薇かしら…』



律「ふぅん」



律は服のポケットに花びらを押し込んで
仕事へと向かって行ってしまった






ほのかは、こういう展開は心臓に悪いと密かに思った

言いくるめられて→←重なる影



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほのか(プロフ) - .さん» ご指摘ありがとうございます。訂正します。 (2020年10月20日 19時) (レス) id: 3c949a7734 (このIDを非表示/違反報告)
. - スペル、違ってません??「ryousuke」ではなく、「ryosuke」ですよ??公式でもこれですし。 (2020年10月20日 16時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご | 作成日時:2020年10月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。