ずっと探し求めていた ページ30
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『リョウスケじゃないの？』
近付けば、確かに感じる人の気配。
「この先に扉がある。俺と君が再び出逢うという事は、何かを犠牲にしなければならない。その犠牲が君の人生そのものか、地位か、大切な人かは分からない。覚悟が無いのなら、帰るべきだ。君には幸せになる権利がある。」
「扉を開けたら、もう後戻りする事は出来ない
扉を開ければ君は確実に茨の道に進むことになるだ
ろう。」
「少しでも迷うなら帰るんだ」
暗闇からそう声がした。
その声で確信した。扉の向こうにいるのは間違いなくリョウスケだと。
私は迷うことなく、扉に手を掛けた。
足を踏み入れる。そこには、幻想的な世界が広がっていた。目の前には大きな蒼い月。月明かりに照らされた男の後ろ姿が見える。
『リョウスケ……？』
男が振り返った。赤い瞳に私が映る。
リョウスケ「久しぶりだね、ほのかちゃん」
『リョウスケ！！！』
思わず抱きつく。そこには、幼い頃から何も変わっていない大好きな笑顔があった。痛いよ、ほのかちゃんと笑うリョウスケ。
ずっと、ずっと探し求めていた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿貴方を
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ほのか(プロフ) - .さん» ご指摘ありがとうございます。訂正します。 (2020年10月20日 19時) (
レス) id: 3c949a7734 (このIDを非表示/違反報告)
. - スペル、違ってません??「ryousuke」ではなく、「ryosuke」ですよ??公式でもこれですし。 (2020年10月20日 16時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年10月20日 0時
