走り出すオオカミ ページ28
嗚呼、思い出しているだけで恥ずかしい。
周りの人にあの子頭がおかしいのねって絶対思われた！！
頭を悩ませていると扉が鳴る。
『はあい』
ドアを開けても誰もいなくて。代わりに一枚の紙が落ちていた。
【誰の目にもつかないように、
庭へ来てください。
ヤマダ】
もしかして、見つかったのだろうか。
流石は仕事が早い。羽織をはおって外へ出た。
『いないじゃない。』
ヤマダはいない。代わりに、この間のオオカミが今度は座っていた。ワォーンと小さく鳴くオオカミ。
撫でれば気持ち良さそうに擦り寄ってくる。
するとオオカミは歩き出した。
着いて来いと言っているようにも感じ取れるその素振りに思わず着いてきてしまった。
『オオカミさん、まさか私の事取って食うつもりじゃないでしょうね』
するとオオカミは、ほのかの足の間に入り、足元を掬うと走り出した。
『…ひゃぁっ』
その辺の
顔で風を感じる。そして何よりも、怖い
『とまってぇぇええ！！！』
彼女の悲鳴が辺りに響き渡った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほのか(プロフ) - .さん» ご指摘ありがとうございます。訂正します。 (2020年10月20日 19時) (
レス) id: 3c949a7734 (このIDを非表示/違反報告)
. - スペル、違ってません??「ryousuke」ではなく、「ryosuke」ですよ??公式でもこれですし。 (2020年10月20日 16時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご | 作成日時：2020年10月20日 0時
