【APH】 my.school.～学園ヘタリア!!～ (ページ7)

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――あれ。

――ここどこ…？

辺りを見回すとセーシェルさんとフランシスさんが何故か肩を組んで寝ており、足元にはワインの瓶と思われる容器が転がっていた。

セーシェルさんは目の前ですやすやと眠っていた。時間はもう昼間ぐらいだろう。

…起こさなきゃ…

『セー…

…うぎゃぁああぁっ!!!』

『…信じられません…』

「あぁ…悪かった。」

寝起きにアーサーさんが私を抱き枕にして寝ていて倒れるかと思いました。

『セーシェルさん…起きてください。』

「…うぅ…ん…」

少し呻いてゆっくりと伸びをした仕草がとても可愛らしかった。

あと…起きていないのはフランシスさんだけだ。

『フランシスさん……ってどんな格好しているのですか!!』

上半身裸のフランシスさん。

「…おや、Aちゃん。Bonjour.」

『…服…着てください』

その後フランシスさんが服を来て一段落したところで…

「なぁ…フランシス。」

「私たちは…」

『何してましたか？』

「……え。何？アーサーは記憶無いと思うけど…セーシェルとAも無いの？」

「『…はい。』」

(というか…セーシェルさんは飲んでいいのでしょうか…？)

「ん～まぁアーサーはパブってた。」

「…だろうな。大体予想はついてた。」

「あげく、Aに抱き付いてた。」

『…………＼＾o＾／』

「次、セーシェル。カジキマグロ振り回してた。」

「カジキは友達っすよ!!」

「その友達何振り回してんだよ」

「パブってた眉毛に言われたくないでs「あぁ？」ひぃ!!すみませんでしたぁぁっ!!」

『…お…落ち着いてください…』

「最後にA。ラム酒に塩入れてた。」

『…やけに口の中が塩辛いと思ったら…』

呆れた様子でフランシスさんが付け足す。

「……こんな感じだな。」

『…はっ!!今日は学校では…？』

「あぁ、今日は土曜。」

『…失敬。』

「それにしても腹へったな…」

「私もです!!」

「それなら大丈夫。お兄さん特製"Frenchcourse"用意してるから。」

いつ用意したのか、そして何故英語で言ったのかフランシスさん。

「まじっすかぁ!!」

「仕方ねーな食うか。」

『美味しそうですね!!流石フランシスさん!!』

「あら？俺ってば天才？」

一人で酔いしれているフランシスさんを横目に席につく。

…やっぱり美味しかった。