冨岡義勇とは関わらない。【鬼滅の刃】【冨岡義勇】

エピソード6 ページ9

頼っちゃ駄目。





頼ってはいけない。





『本当に自分でなんとか出来るから……心配しないで』



蜜璃ちゃんは空を仰ぐと何処か遠くを見つめる




「……ううぅぅ。何時もそうじゃない！Aちゃんは一人で抱え込んで、本当の事言ってくれなくて！頼ってくれなくて！そんなに私は頼り無い……の……？……」






大粒の涙を瞳に浮かばせ、叫び、うつむいてしまった。







彼女の羽織や隊服に、ぽつん、ぽつん、と染みが出来る。





沈黙ってこんなにも痛いんだ……









冨岡さんだけじゃなくて、蜜璃ちゃんまで傷つけちゃった。









本当にもう情けない。



そんな自分をどんどん嫌いになっていく。





自分を愛せなきゃ、人も愛せない。そういったのは誰だっけ。









情けない。悲しい。辛い。逃げたい。



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でも守りたい。

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