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Love...17 ページ17















宏太「じゃぁ、この前の続きからー……

と、その前に宿題のチェックだな。」























「そこはスルーでいいじゃないすかー。」

「忘れておいてくれればいいのにー。」





























今、私の目の前で教壇に立つ人。

家にいる時とは全然違う。





























私のポケットには預けられた鍵が入ったままで

いつ返すべきなのか、タイミングを窺っている。





























そもそも、こんな鍵を一生徒の私に預けちゃうなんて……

ありえない。



























先生は一人一人の問題集をチェックしながら

生徒の席の間を歩く。

























近づく私と先生の距離。

昨日のことを思い出すと、少し鼓動が早まった。

































宏太「お、やってきるな。」

「もちろんでーす!」





















前の席の子の問題集は私と対照的。

私は空欄ばかり、いや空欄しかない問題集。























いつも通りやってきていない。

先生もそれは毎度毎度でわかっているはずだから……

























スルー………したのだが、

なぜか机の隅に小さな紙切れ。































宏太「よーし、やってきてないヤツから問題当ててくぞ。」



























生徒が文句を言う中、問題を黒板にスラスラ書いていく。

そんな中、私は置かれた紙切れを開く。





























あ「放課後……教材室……」























無造作な字で、2語しか書かれていなかった。





























この時まで鍵を返すのを待てってこと?







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作品ジャンル:恋愛
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年11月15日 23時

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