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結生side
松「結生!」
『え?』
今コイツ、俺の名前を…
松「お前、結生だろ?」
萩「え…そいつが結生ちゃん!?」
降「知り合いなのか?」
萩「高校の時に仲良くしてた子なんだけど、卒業後は会うこともなくなって…」
諸「その友達が彼ってことか?」
伊「つっても凪にそっくりだぞ」
はぁ、これは言い訳できねぇな
『まさか覚えていたとはな』
松「忘れるわけねぇだろ
お前を見て違和感を感じた…いや違ぇな
凪を警察学校で見て違和感を覚えたの方がいいな
最初は凪がお前じゃねぇかって思ったけどよ
名前も性格も違ぇし別人って確信できたよ」
『…』
松「でもよ、凪から聞いたことがあんだよ」
『…何を?』
- 回想 -
凪「俺には弟がいるんだよ」
松「弟?」
萩「それは気になるかも」
諸「凪の弟さんならいい子なんだろうな」
凪「そうでもないよ?顔はそっくりなのに俺とは正反対の性格で、口は悪いし何考えてんのかわかんない時あるしでさ」
松「…」
- 回想終 -
松「お前、凪の弟…そうだろ?」
萩「え!?」
降「確かに、凪が言ってた弟と考えれば顔がそっくりな理由にはなるね」
そうか、コイツら警察官なんだもんな
隠しても直ぐ弟だってバレるか
でもあの組織に関しては知られる訳にはいかねぇな
勘づかれねぇようにしねぇと
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泉 - ×風土 ○フード ? (2023年1月1日 16時) (レス) @page9 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海 | 作成日時:2022年12月25日 5時