双子の片割れ【名探偵コナン】 (ページ3)

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結生side

- 夢 -

凪「おい結生、早く来いよ」

『ちょっと待てよ、凪』

懐かしい夢を見た

昔の夢だ

凪「なぁ結生、俺な警察学校に入学したんだ」

『は？警察学校って何で…』

凪「警察官を目指そうと思って。警察学校に面白いやつもいて楽しめてるよ」

『……警察官何かになったら』

凪「結生？」

『警察官って命懸けだろ？』

凪「嗚呼、俺は命を懸けるつもりさ」

『ばっかじゃねぇの！誰かのために命懸けるとか馬鹿げてる！俺は無理だね。そんなの』

凪「やっぱ、お前は俺とは違うんだな

お前には親父みたいに腹黒いやつにはなってほしくない
でも親父と住んでたんだもんな

ごめんな結生」

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

『ん…』

悪い目覚め…

久しぶりに凪の夢見たな
アイツはもういねぇのに何でまた夢なんか…

つっても凪の願いは叶えること出来なかったな
俺は腹黒いやつになっちまったから

奴等に手を貸している
人を殺したことはねぇけどな

てかそうか…
今日は凪の命日だ

だから夢なんか見ちまったのかな

死んだ兄貴のことなんか忘れてぇのによ
この顔のせいで忘れられねぇなんてな

ははっ、笑える