17話 ページ18
『.....やっぱり私何か作ってくる！！』
「い、や。だいじょう、ぶだから。」
『いや大丈夫じゃないよ！』
「.....今はそばにいて欲しい、かな」
.....そっか。熱の時って、人に甘えたくなるもんね.....
『うん！分かった。』
_______ｶﾞﾁｬ
「ただいまー」
『ん......あれ、』
あれ、私寝てた？今何時.....
ってもう7時...！！
寝すぎだな......
っていうか、今帰ってきたのって.....
____ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾝ!!
「うわっ、おい、絵名。何してんだよ......って、A？！」
『帰ってきたなら言ってよね！！』
「いや、え？」
『.....絵名が熱なの！』
「は？」
『いやさすがに嘘じゃないよ。』
「それはわかってるわ。で、大丈夫なのかよ。」
『.....心配するんだね』
「当たり前だろ、家族なんだから。」
.....家族、かぁ。そんなもん、なのかな？
『えっとね、私が来た時よりも大分マシになったよ。』
「....それならよかった。」
『なんで朝気づかなかったの？』
「あ？朝は絵名が早起きで珍しいって思ってそれから...オレが学校に遅れそうになったから急いで家、出たんだよ。」
頭をガシガシとかきながら答える東雲くん。
『なるほどね〜.....』
「っていうか、なんでAがいるんだよ。」
『いちゃ悪かった？』
「そんなこと言ってねぇよ.....」
『あはは、私は絵名に呼ばれて来ただけだよ。』
「絵名に？」
『そうだよ。瑞希にも連絡したらしいけど、返事かえってこなかったから学校行ってるんだ、ってなって私に。』
「.....連絡するくらいやばかったのかよ」
『今はもう大丈夫そうだけどね。....あそうだ。台所、貸してよ。』
「別にいいけど、何に使うんだよ？」
『絵名に晩御飯作ろうかなって、』
「マジで？.....俺も手伝う。」
『ふふ、助かる。』
「んで、なに作んだよ。」
『うーん....おかゆ？とか、かな。』
「そっか。わかった。」
『....インスタントとかない？』
「あー、それなら1番上の棚に.....」
み、見えるけど届かない....！！
プルプルと背伸びをして頑張って手を伸ばしてる私。
「...ふはっ、お前、プルプルしてんじゃねぇか笑」
『ちょ.....見てるぐらいなら助けてよ....ね..........』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 515人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絵豆腐 - みぃさん。ありがとうございます！最近テスト期間に入りまして...更新少し遅れています。応援ありがとうございます！貴重なコメントも... (2021年11月17日 22時) (
レス) id: 4e974e7d19 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして花と申します。こちらの小説を拝読させて頂き、とても面白かったのでコメントをさせて頂きました。読んでいて、今後の主人公ちゃんがどうなって行くのかが楽しみです。更新頑張ってください。楽しみしております。 (2021年11月14日 15時) (レス) id: 425f5620de (このIDを非表示/違反報告)
絵豆腐 - わああ！！ありがとうございます〜！返信遅れてすみません。更新頑張ります！！笑 (2021年11月13日 7時) (レス) @page36 id: 4e974e7d19 (このIDを非表示/違反報告)
[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！楽しみです！更新頑張って下さい!! (2021年11月6日 19時) (レス) @page36 id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：絵豆腐 x他1人 | 作成日時：2021年10月9日 19時
