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第7話 ページ8

思い出すと耳が熱くなる。


あの後帰ってきて、謎の恥ずかしさのあまり
すぐにお風呂に入った。


A『あぁもう…ようへい君があんな事言うから…』

だ「?…ようへい君がどうかしたの?」

A『!?…だ、だいち君いたんだ……
いや、なんでもない(笑)』

だ「えぇ〜絶対何か隠してるでしょ〜(笑)」

A『か、隠してないし!』

だ「隠し事は良くないですよ〜?(笑)」

A『………。』

だ「しょうがないな〜。
じゃあ俺がAの髪を乾かしてあげるよ」

A『えっ!?どうしてそうなる!?(笑)』

だ「まぁまぁ(笑)
いいから、そこのドライヤー取って〜」

A『ん、はい。』

ドライヤーを手に取り、だいち君に渡す。

だ「ありがと」

と、同時に押し倒される。

A『……え?』

だ「さっき、キスする寸前まで距離近づいたでしょ?」

A『な、なになに?……(笑)』

だ「どうせなら、しようよ…キス。」

A『な……な、何言ってるの!?』

抵抗しようとしても、力じゃ勝てない。
圧倒的にだいち君の方が強かった。

だ「唇は流石にダメでしょ?
だから……」

そう言って、私の喉にキスをする。

A『っ…』

それからだいち君は、
たくさん喉だけにキスをした。

だ「喉だけなら、いいでしょ?」

そうやってまた喉にキスをしようとした時に、動きが止まったと思った直後、

首を触られた。

正確に言うと、首筋を指先で触られた。

だ「これ……。」

だいち君はそう言っただけで、
また喉だけにキスをした。


だ「ねぇ……誰にでも、こんな簡単に身を委ねちゃうの?」

A『え…?』

だ「首筋にキスマークつけられてるじゃん。
俺が至近距離で近づいた時には無かったのに…」

A『あ、いや、これは…』

だ「あぁ〜…分かった。

ようへい君、でしょ?」


A『えっ、なんで…バレて……』

すると突然、誰かが階段を上ってくる音が聞こえてきた。

A『えっ、待って…!』

誰か来る。誰か来ちゃう。
お願い。離してよ!だいち君…!

そう願っても、だいち君は離すことはなく、
とうとう足音が止まった。

よ「……だいち君?」

聞こえたのは、紛れもないようへい君の声で。

よ「ははっ、何やってんすか(笑)」

だ「見れば分かるでしょ?押し倒してるんじゃん。」

よ「Aに触れないで。」

ようへい君はそう言うと、
私の腕を引っ張って、強引に抱き寄せて__









__________唇に、キスをした。

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花創(プロフ) - あじきよさん» ありがとうございます!! (2019年1月20日 9時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
あじきよ(プロフ) - はぁぁ!!だいちくんめっちゃ好きです... (2019年1月20日 2時) (レス) id: 5d3b55a877 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - ふらふらさん» コメントありがとうございます!分かりました!しばらくお待ちしてくださるとありがたいです! (2018年12月12日 23時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
ふらふら(プロフ) - はじめさんエンドが読みたいです! (2018年12月12日 23時) (レス) id: 2921a0b107 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - まりっちょさん» コメントありがとうございます!!分かりました!分岐までしばらくお待ちください! (2018年12月12日 14時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花創 | 作成日時:2018年12月9日 9時

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