第30話《やふへゐ先生ルート》 ページ32
A『ようへい君…』
どうしよう、重いからここから動くことができない。
血が出ちゃったから消毒しに行こうと思ったのに…っていうか、この家に消毒液なんてあったっけ？
いや、無い…よね。
コンビニは売ってなかったような……
じゃあドラッグストアとか…うん、売ってるかも。
いや、でも閉まってるかな〜…とりあえず行ってみよう。
ようへい君の腕を力づくで持ち上げようとした時に、また抱きしめられた。
A『っ！？』
よ「行かないで……俺のこと置いて行かないで…」
その声は、出かける母を止める子のようだった。
A『ようへい君、ごめん、』
よ「ダメ…………俺と一緒に寝てよ…」
声は完全に寝ぼけているけど、ようへい君の気持ちだと分かった。
A『……うん、おやすみなさい』
私は抱きしめられたまま眠った。
��
A『ようへい君、ようへい君…起きて！』
よ「んん〜…」
A『はｯ、はじめ君来ちゃうから！』
って、また手入れてる…
よ「えっ！」
ガバッと勢いよく起き上がる。
よ「隠れないと！」
A『ふふっ』
よ「何笑ってんの！？Aも手伝ってよ！」
A『ふふ…はじめ君まだ来ないよ(笑)』
よ「なっ！んもぉ〜……そういう冗談キツいって〜」
よ「……」
A『？』
よ「あの、ごめん、手首とか、噛まれて痛かったでしょ…」
A『あ……大丈夫！もう血止まってるし……』
よ「昼くらいに消毒液買ってくるから」
A『だったら私も行く！』
よ「え？A、行かなくても良くない？
俺がしちゃった事だから俺が……」
A『なんか逆に申し訳ないっていうか…？』
よ「な、なるほど？」
A『……じゃあ、お昼くらいに』
よ「うん、また後で。」
よ「なんかマジではじめ君来そうな気がしてきたから部屋戻る」
A『分かった。気を付けてね(笑)』
よ「Aもね…(笑)」
それから数分経って、はじめ君が私の部屋に来たことは言うまでもなかった。
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花創(プロフ) - あじきよさん» ありがとうございます！！ (2019年1月20日 9時) (
レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
あじきよ(プロフ) - はぁぁ！！だいちくんめっちゃ好きです... (2019年1月20日 2時) (レス) id: 5d3b55a877 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - ふらふらさん» コメントありがとうございます！分かりました！しばらくお待ちしてくださるとありがたいです！ (2018年12月12日 23時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
ふらふら(プロフ) - はじめさんエンドが読みたいです！ (2018年12月12日 23時) (レス) id: 2921a0b107 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - まりっちょさん» コメントありがとうございます！！分かりました！分岐までしばらくお待ちください！ (2018年12月12日 14時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花創 | 作成日時：2018年12月9日 9時
