第22話《だいちぃルート》 ページ24
今日。
待ちに待ったドッキリの日である。
A『ほ、本当にするの？』
よ「今更？(笑)」
式場にはすでに、はじめ君たちがいた。
は「うっわ、Aめちゃくちゃウエディングドレス似合ってね？！」
た「ホントだ」
ウエディングドレスやらこの式場やら……
本当に大掛かりすぎる。
だからなのか何故か緊張してしまう。
時刻はもうすぐで13時になるところだった。
あと数分……
一体、だいち君はどんな反応をしてくれるんだろう。
ウエディングドレス…
似合ってる、って言ってくれるかな。
よ「A。」
ようへい君が耳元に顔を近づけて、囁いてきた。
A『何？』
よ「……だいち君がもし来なかったら、
Aは俺のものだから、ね？」
腰に手を回される。
A『え……ちょっと待って！聞いてないｯ！』
思わず後ずさりしてしまう。
私、だいち君が来なかったら＿＿＿＿＿＿
||||||||||
《だいちぃ視点》
朝起きると、すでにはじめ達はいなかった。
一体、どこに…………
あぁ、式場か。
今頃Aはようへい君と
誓いのキスをしているんだろうか。
考えれば考えるほど嫉妬してしまう。
しかし仕方ない。Aはもう
ようへい君のものなんだから。
あぁ、でも…
もし、花嫁を奪うことが出来るなら…………
その考えが思い浮かんだ時、
俺はすでに走っていた。
��
走るのはキツかったけれど、
間に合うならと全力疾走した。
扉を開く。
だ「Aｯ…！」
ちょうど、ようへい君が
ベールを上げたところだった。
||||||||
《A視点》
た「だいち君来ないですね〜」
は「このままじゃ失敗じゃん〜」
お願い……来て…だいち君…………
だいち君のことを好きになったのに…
ようへい君が私のベールを上げた瞬間、
勢いよく扉の開く音が聞こえた。
だ「Aｯ…！」
A『だいち君ｯ！』
私を抱き締めた後、だいち君は
ようへい君の方を向いた。
だ「ようへい君……花嫁、奪うね。
Aは俺のものだから。」
だ「A、付き合ってください。」
A『はいｯ』
私が返事をした瞬間、だいち君が微笑んだ。
つられて私も微笑んだ。
すると、その光景を見ていた
ようへい君はため息をしてこう言った。
よ「……まぁ、来たからには仕方ないよね〜。
本当は花嫁を奪うっていうのはダメだけど、
まぁこれドッキリだし」
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花創(プロフ) - あじきよさん» ありがとうございます！！ (2019年1月20日 9時) (
レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
あじきよ(プロフ) - はぁぁ！！だいちくんめっちゃ好きです... (2019年1月20日 2時) (レス) id: 5d3b55a877 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - ふらふらさん» コメントありがとうございます！分かりました！しばらくお待ちしてくださるとありがたいです！ (2018年12月12日 23時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
ふらふら(プロフ) - はじめさんエンドが読みたいです！ (2018年12月12日 23時) (レス) id: 2921a0b107 (このIDを非表示/違反報告)
花創(プロフ) - まりっちょさん» コメントありがとうございます！！分かりました！分岐までしばらくお待ちください！ (2018年12月12日 14時) (レス) id: b5a2c17b1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花創 | 作成日時：2018年12月9日 9時
