23 話 ページ25
重岡
「怪我ないんか?」
「大丈夫」
重岡
「......なら良かったけど!!もっと大変なことになってたらどうすんねん!!」
しげは大声で怒鳴ってくる。
重岡
「ほんまに焦ったんやからな!!」
「は!?なによ!私が男の人達を見つけなかったら今頃、春奈はどうなってたと思うの!?しげは見つけられるの!?」
重岡
「それは...どうか分からんけど」
「助けられたのは私のおかげなんだからね!もし私がしげを待ってたら、そのうちに春奈がどうなるか!!」
言い切ってから、ちょっと後悔した。
しげは私を心配してくれたのかもしれない。
「........言い過ぎた、ごめん」
重岡
「...俺の方こそごめん。そうだよな、春奈が無事なのはAのおかげやな!」
しげはいつもの笑窪ができる笑顔になった。
重岡
「........帰ろか」
「うん!」
私は足に力を入れて歩き出そうとした。
ズキッ!
でも、足に痛みが走る。
たぶん転んで挫いた時。
「いたた...」
重岡
「立てるか?」
もう1度立とうとしたけど、もっと痛みが走った。
「どうしよ、立てない...」
.
.
.
.
.
.
.
.
重岡
「.........ん」
しげはしゃがんで私に背中を向けてきた。
「.......の、乗れってこと?」
重岡
「そうするしかないやろ。ほら、おんぶ!」
「...っ////」
真っ赤になりながら背中に乗った。
するとしげは、すっと立ち上がる。
「..........お、重くない?」
重岡
「ん〜まぁ、これくらいの重さの方が、ここにいるよって感じでいいやない?」
やっぱり重かったのかも。
気分が結構沈んでしまった。
重岡
「......なんて嘘や!こんくらい軽いわ!」
「なんだよ!焦ったな!」
軽くしげの頬をつまんだ。
重岡
「いひひ!」
心臓の音、うるさいな...しげに聞こえちゃう。
180人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れんらん(プロフ) - nwseezwsstさん» ありがとうございます! (2018年8月2日 16時) (レス) id: 0c5afdadd2 (このIDを非表示/違反報告)
nwseezwsst(プロフ) - そうですか!!これからも頑張ってくださいね♪応援してるんで! (2018年8月2日 14時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
れんらん(プロフ) - nwseezwsstさん» 暑くても頑張れちゃいます! (2018年8月2日 8時) (レス) id: 0c5afdadd2 (このIDを非表示/違反報告)
nwseezwsst(プロフ) - 暑さにやられず、これからの更新ファイトです!!(すみません、途中で、キーを連打しちゃって。) (2018年7月31日 20時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
nwseezwsst(プロフ) - ssseeeです!ユーザー名変えました!副坦が、しげちゃんです!!担当様が……少ない……こんなこと言ってすみません。暑さにやられず、 (2018年7月31日 20時) (レス) id: 1497ba72fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れんらん | 作成日時:2018年7月14日 14時