好きだと言って、抱きしめて【赤】

6 話 ページ8

「いやいや！彼女じゃないよ！」



重岡
「そうだぞ、アホ！」






しげに即否定されてちょっと傷付く。






春奈
「へ〜違うんだ。あ、私は川口春奈！春奈って呼んでいいからね」



？
「春奈いた！！」



春奈
「あ〜ヤバイ！かくれんぼしてたんだ！！」






高校生でかくれんぼ...なんか可愛い。






？
「ん〜？その子誰？」






3人の男子が私を不思議そうに見る。






「(名字)Aです。東京から来ました」



中間
「東京からこんな所に！俺は中間淳太」






東京って言っただけで皆びっくりするんだ...

小さな島からしたら、東京は大都会なんだろう。






濱田
「俺は濱田崇裕！はまちゃんって呼んでな！」



神山
「俺は神山智洋や！皆からかみちゃんって呼ばれてるから、Aもそう呼んでな！」



「うん！」






みんないい人達だな〜
仲良くやっていけそう。






重岡
「紹介したい奴等はこんくらいや！」



神山
「なーAまだ海に入ってないやろ？海行こう！」



「海？」



重岡
「おー、行こ行こ！橋の上から飛び降りるのやろうや！」






橋の上から飛び降りって、なんとも私が苦手な...






「あ〜私、水着持ってないんだよね」



春奈
「それなら私、可愛い水着2つ持ってるから1つ貸すよ！ビキニなんだけどね！」






......ビキニだと!!？

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