うちのジミンをもらってください。

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昨日の夜から、ジョングクくんからの連絡は途絶えたまま。



いつでも｢俺だけ見てて｣｢嫌いにならないで｣って、そればっかりだったのに。





たった1日連絡が来ないだけで気にしちゃうなんて…





あんなに強引なのに
私はジョングクくんに惹かれてるみたい









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JM｢どうかしました？｣




『ん？』




JM｢元気なさそうなので｣




『…そう？なんでもないよ』









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こんなことジミンくんに言ったってどうしようもない。






だけど、私がなんでもないようにみせたところで
仕事の手を止めてまで心配そうな顔をするのがジミンくんで。









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JM｢体調悪いなら無理しないでくださいよ？｣



『うん。ありがとう』



JM｢もし僕のせいなら言ってください｣



『え？』







JM｢ジョングクですか？｣









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誰もいないオフィスは
やけにジミンくんの声が響く気がする。




訊いているのに、確信した目で私を見つめる。








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『…』






JM｢…好きなんですね。ジョングクのこと｣









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それだけ言うと作業を再開する。







…また気まずくしちゃったよ









空気に耐えられそうになくて席を立ったとき、着信を知らせるバイブ音が鳴った。









ｰｰ ジョングクくん









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