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朝、会社についてエレベーターに乗り込むと
またジミンくんと鉢合わせた。
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JM｢おはようございます｣
『おはよう。昨日はなんか…ごめんね』
JM｢謝ることないですよ。…ただ自分をもっと大事にしてくださいね？女の子なんだから｣
『はい…』
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いきなりの女の子扱いは照れるじゃないか…
内心うきうきする単純な私。
それでもエレベーターを降りればそこは仕事場で
私とジミンくんは先輩と後輩。
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『私こっちやるから、その資料まとめてくれる？』
JM｢わかりました｣
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…なんて先輩ぶってるけど、実際社会人になってからのキャリアでいえばジミンくんの方が上で、
先輩ってのは先に入ったというだけの肩書き。
仕事なんて勝ち負けじゃないど
速さはジミンくんに勝てないときもある。
ジミンくんは仕事ができる人だ。
それに気さくだし、優しい雰囲気は女子ウケよさそうなのに彼女いないらしいね。
いや、別に狙ってないけど？
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ｰｰｰｰｰｰｰ
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｢じゃ、お先に〜｣
『お疲れ様です』
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ひと段落ついて、そろそろ帰るかと荷物の整理をする。
まだポツポツと人が残ってる。
それには隣の人も含まれていて
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『手伝おうか？』
JM｢いえ、もうすぐ終わるんで先にあがってください。｣
『そっか。じゃあお先に』
JM｢お疲れ様です。｣
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久しぶりに早めに上がれてなんだか嬉しい。
今日の夜は何食べようかな？
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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
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『なんでよ』
なぜですかね…
なんでこういう時に限って忘れ物するかね…
せっかく早くあがれたのに何の意味もない。
『も〜』
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『も〜』
帰宅途中にUターンして会社まで、もーもー言いながら戻ってきた。
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『も〜ほんと無駄足… … あれ？』
JM｢あっ｣
『まだ帰ってなかったの？！』
JM｢はい笑｣
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聞けば、手伝ってもらうのは悪いと思ってすぐ終わるなんて言ったけど
本当はまだたくさん残ってたみたい。
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『遠慮しなくていいのに』
JM｢自分でなんとかしたくて…苦手なことこそ頑固にやるタイプで笑｣
結局手こずっちゃいました、なんて言って笑う彼は
本当に仕事人間だと思う。
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ふわ(プロフ) - 続きが見たいです！ (2020年3月22日 10時) (
レス) id: 79c529d7af (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - やーーー。この作品好きです (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - 最高です。ジミン最高です。最高しかことばがでてきません。続きみたいなのないんですかね、？笑 (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
白翠ミナト(プロフ) - 初コメ失礼します！完結お疲れ様でした！作品のストーリーと作者様の文の書き方がとても好きで毎日更新されるのを今か今かと待ち望んでいました！終わってしまうのがさびしいですが、他の作品も応援しています！ (2018年3月22日 18時) (レス) id: 14b86691aa (このIDを非表示/違反報告)
さ ぁ や - この 作品 本当に 大好き です。 (2018年3月20日 14時) (レス) id: 005a176783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リソヌ | 作成日時：2018年3月14日 0時
